◆第63回アメリカJCC・G2(1月23日、中山・芝2200メートル、良)
14頭立てで争われ、3番人気のキングオブコージ(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎、父ロードカナロア)が横山典弘騎手を背に、道中後方2番手から進め、最後の直線では外から力強く末脚を伸ばして抜け出し、1馬身半差をつけて20年目黒記念以来の重賞2勝目を挙げた。勝ち時計は2分12秒7。
11番人気のマイネルファンロン(松岡正海騎手)が2着、4番人気のボッケリーニ(横山武史騎手)がさらに半馬身差の3着に続いた。
3連単は72万760円だった。
川田騎手(ポタジェ=5着)「追い切りの感触から比べると、はるかに頑張っています。今日できる精いっぱいの走りはしてくれました」
津村騎手(クレッシェンドラヴ=7着)「いい競馬はできた。返し馬から良い背中で年齢を感じさせなかった。距離はもっと長くてもいいかなと思いました」
田辺騎手(スマイル=8着)「4角をまわった時の手応えがあっていけるかと思ったが、追い出してからは伸びきれなかった」
北村宏騎手(エヒト=9着)「直線はよく伸びてくれたが、最後に寄られたのはもったいなかった」
戸崎騎手(ラストドラフト=10着)「我慢は利いていたが、この馬としては少し力んでいた」
松若騎手(ダンビュライト=12着)「自分のレースはできていたが、年齢を重ねて反応が鈍くなっているのか、勝負どころで動ききれなかった」
柴田大騎手(ソッサスブレイ=13着)「メンバーが強かったし、距離も少し長いかもしれない」
仲野光騎手(キャッスルトップ=14着)「積極的にいく自分の競馬をしたかった」