世界水泳 来年7月に延期へ「オミクロン株」影響拡大

スポーツ報知
北島康介杯 女子100メートル自由形で優勝した池江璃花子

 5月に福岡市で開催が予定される水泳の世界選手権を、国際水泳連盟が来年7月へ延期する検討に入ったことが22日、関係者への取材で分かった。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の拡大による日本政府の水際対策強化を受け、選手や関係者の渡航が見通せないことが理由。既に日本側に打診し、関係団体と協議している。

 福岡大会は当初、21年7~8月に予定されていたが、東京五輪の延期に伴い、今年5月の開催となっていた。再び延期されることで、23年11月開催予定のカタール・ドーハ大会が24年1月にずれこみ、さらには24年7月開幕のパリ五輪と、1年の間に世界最高峰の大会が3度行われる強行日程となる。関係者は「選手はきついのではないか」と懸念した。

 3月に行われる代表選考会は、9月のアジア大会(中国・杭州)の選考も兼ねているため予定通り行われる見込み。日本水連の上野広治常務理事は「中止ということはない。(発表は)来週になるのでは」と見通しを語った。五輪に続き、トビウオジャパンを襲うコロナの脅威。4大会連続五輪出場の入江陵介(イトマン東進)は、公式発表を待つとしつつ「こういう中でもしっかりチームをつくって、日本代表として戦っていけたら」と語った。

 ◆大橋「調整は大変」

 〇…世界水泳(福岡)の延期の可能性について、東京五輪女子200メートル、400メートル個人メドレー2冠の大橋悠依(イトマン東進)=写真=は「FINA(国際水連)からの発表ではないので何とも言えないけど、調整は大変になるかな」と、複雑な胸中を明かした。一方で「時間ができたともいえる」と前向きにも捉える。5種目にエントリーした今大会、最終日は200メートル個人メドレーに出場する。

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