「かなだい」日本勢史上最高2位 高橋大輔「うれしさ反面、悔しさがすごくある」…四大陸選手権

スポーツ報知
銀メダルを獲得した村元哉中、高橋大輔組(ロイター)

◆フィギュアスケート ▽四大陸選手権 第2日(21日、エストニア・タリン)

 アイスダンスは村元哉中(28)、高橋大輔(35)組=関大KFSC=がフリーダンス(FD)で109・48点を出して前日のリズムダンス(RD)に続いて2位となり、合計181・91点で同種目で日本勢史上最高順位の銀メダルを獲得した。結成2シーズン目で主要国際大会初の表彰台に上がり、3月の世界選手権(フランス・モンペリエ)に弾みをつけた。キャロライン・グリーン、マイケル・パーソンズ組(米国)が200・59点で初優勝。

 結成2シーズン目の“かなだい”が、日本のアイスダンスの歴史を動かした。フリーのバレエ「ラ・バヤデール」を大きなミスなく滑りきり、18年の村元、クリス・リード組の銅を上回る銀メダル。高橋は「昨季から考えると表彰台なんて想像もつかなかった。うれしさ反面、悔しさがすごくある。そんな自分にちょっとびっくりしている」。村元と笑顔でうなずき合った。

 RDで転倒があり、FDもワルシャワ杯でマークした自己ベストの114・29点には届かなかったが、初の主要国際大会を経て世界で戦う手応えを得た。村元は「ミスがあっても日本最高成績というのはすごくうれしい。まだまだ自分たちはできる。もっと上で戦いたい」と力を込めた。

 昨年の全日本選手権は2位。北京五輪出場は逃したが、3月の世界選手権代表に決まっている。「トップテンに入って(来季の)2枠を持って帰ることが大きな目標。これを一つの自信にして、世界選手権に向かいたい」。同大会での日本最高位は18年の村元、クリス・リード組の11位。再び日本初の快挙に挑む。

 日本では競技人口が少ないアイスダンスをメジャーにしたいという思いが、高橋の挑戦の根幹にある。「結果を出すことで注目してもらえるし、興味を持ってもらえる。そのきっかけになれたことがうれしい」。来季以降について質問が飛ぶと、丁寧に言葉を紡いだ。「まだ先のことは決めていないが、表彰台の真ん中に立つっていうことを2人でやってみたいなという気持ちも芽生えてきている」。超速で進化を続ける2人には、伸びしろしかない。(高木 恵)

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