里見香奈女流名人、伊藤沙恵女流三段ともに「自分の力を出し切る」 女流名人戦第2局激励会で約束

スポーツ報知
エアーグータッチで互いの健闘を誓う里見香奈女流名人(左)と伊藤沙恵女流三段(カメラ・谷口 健二)

 将棋の「第48期岡田美術館杯女流名人戦」五番勝負第2局(主催=報知新聞社・日本将棋連盟・出雲市、特別協賛=(株)ユニバーサルエンターテインメント)が23日、島根県出雲市の「出雲文化伝承館」で行われる。

 22日夜、同市内で、里見香奈女流名人(29)=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=と、挑戦者の伊藤沙恵女流三段(28)の激励会が関係者のみの出席で行われた。

 20代最後のタイトル戦で前人未到の13連覇を目指す里見だが、第1局(16日・神奈川県箱根町)は攻めを急いで形勢を損ね、5期ぶりに初戦黒星を喫した。年に一度の大切な12年連続の出雲対局へ「今期も対局者として地元に帰ることができて幸せ。自分の力を精いっぱい出し切れるよう頑張ります」とスピーチした。

 9度目のタイトル挑戦で、3期ぶり3度目の女流名人戦登場の伊藤は、先手の第1局を完勝し、勢いに乗って出雲へ。第44、45期とも負けた地だが、アウェー感は意識せず。「長く女流トップにおられる里見女流名人と大きな舞台で対局できることは非常にうれしいことですし、いろんな人が経験できることではない」と改めて気を引き締め「自分の力を出し切れるよう頑張りたい」と里見と同じ言葉で締めくくった。

 両者には出雲市から出雲そば、マアジ・カレイ・ノドグロの一夜干しの地元名物グルメが記念品として贈呈された。

 なお、23日午後1時30分から「―伝承館」敷地内の「縁結び交流館」で予定されていた大盤解説会は無観客開催に変更され、「出雲市YouTube公式チャンネル」でオンライン解説が生配信される。解説は立会人でもある大石直嗣七段(32)、聞き手は石本さくら女流二段(22)が務める。

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