時代を超えた圧倒的な「美の競演」にうっとり―。石田ゆり子(52)、長澤まさみ(34)、広瀬すず(23)、前田美波里(73)、安藤サクラ(35)、池田エライザ(25)、小松菜奈(25)、近藤華(14)が、23日から全国でオンエアされる資生堂150周年を記念した新CM「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」編に出演。明治時代から現代に至るまで、時代に沿ったファッションやメイクを披露する。
新CMは美を追究し続けた同社150年の歴史を、時代の変遷とともに振り返る構成。豪華なミューズ8人が、当時の流行を忠実に再現した。過去CMのオマージュもちりばめられており、懐かしくもどこか新鮮さを覚える内容となっている。
石田は明治時代の銀座を歩く女性を演じ、明治初期に既婚女性の髪形として最も代表的な「丸髷(まげ)」を結い、チャーミングな笑顔を振りまく。馬車の上でカメラと目が合った瞬間にウィンクするシーンは、誰もがドキッとするかわいらしさ。撮影スタッフからは自然と拍手が起こったという。
1928年当時に流行した「モガ(モダンガール)ファッション」で登場するのは長澤。前髪をそろえたショートボブは、普段なかなか見られない貴重なショットだ。広瀬は新時代の象徴ともいえる「リモート面接」に挑む就職活動生を違和感なく演じている。
いつの時代も美しいものは美しい―。そう思わずにはいられない美の競演が存分に味わえる。