2歳児が「おっけー、ぐーぐる…」最新家電を操る姿が話題に…「現代っ子」のスマホ使用で注意する点は?

スポーツ報知
写真はイメージ

 どんどんIT化が進む昨今。子供の言葉も「現代っ子」化している。ネット上には、言葉を話し始めたばかりの2歳児が「おっけー、ぐーぐる」という言葉を発してデジタル機器を動かし、天気を聞いたり動画を流したりするほほえましい様子が多数、投稿されている。

 実際に、2歳になり言葉を話し始めた我が家の息子も「おっけー、ぐーぐる」が気に入って使っている。「ルンバ」「ケータイ」など言葉のレパートリーがだんだん増える中、早い段階で「おっけー、ぐーぐる」と言い、テレビやスマホなどを操り始めたことには驚いた。なぜなら、普段から両親はほとんどそう言って家電を操ったことがなかったからだ。1度どこかで見て、言葉で機器を操るおもしろさにすぐに夢中になってしまったらしい。息子は話し始める前から家電が大好き。赤ちゃんの頃からリモコンで遊び、指さしを始めてからは家中の家電を指さして名前を知りたがった。

 家電によって違うが、2歳児のたどたどしい「おっけー、ぐーぐる」の言葉でもテレビは反応している。その先に「あんぱんまん」や「ちゅーちゅーちゃ(救急車)」がつくこともあるが、まだそれをすぐ再生させるレベルには至っていないようだ。ご飯や寝る時間になってもテレビを見たがるが、「グーグルもいま、まんま食べに行ってるから休ませてあげて」とか「グーグルもねんねするって」と言うと素直に納得し、「ぐーぐる、ばいば~い」と言って手を振ると、他の遊びに切り替えたりしている。

 心配なこともある。もっと言葉が上達すると完全に操られて、動画など見放題になってしまわないだろうか…。「グーグルねんねした」もいつまで通用するのか。そして、成長や視力への影響だ。

 日本小児科医会では過去に、子どもとメディアの問題を発表し、親子ともにテレビやスマホに夢中になることでの悪影響を紹介。親子時間の減少、ムズがる赤ちゃんに子育てアプリの画面で応えることは「赤ちゃんの育ちをゆがめる可能性」があることや、外出時に親がベビーカーなどを押しながらスマホを見ることで赤ちゃんが危険にさらされることなどを挙げた。

 また、スマホやテレビなどメディアとの総接触時間は「1日2時間以内(目安)」と提言。「1日は24時間です。子どもの生活時間の中で、睡眠時間、食事の時間、園や学校で過ごす時間、友達をおしゃべりや遊ぶ時間などをひくと2時間が限度であろうというのが提言の根拠になっています。その後も学力との関係で、平日1時間以内と4時間以上ではどの教科もきちんとメディア接触時間をコントロールしている子どもの方が有意に得点が高いという結果も出されています」などと説明した。

 19年には、阪大の不二門尚特任教授がメディア視聴時間増加による子どもへの悪影響について発表。スマホ所持率の急激な増加に伴って外斜視、急性内斜視や、近視の進行の増加について警鐘を鳴らした。その上で、屋外活動時間を増やすことの重要性や、学童期にスマホや読書、作業などで30センチ以上、対象物と距離を離すことや30~40分に1度目を離して休憩をとることで、大人になってからの近視を減らす効果があることなどを提言している。

 小学校でもタブレットが配布されている現代では、子どもたちがデジタル機器に親しむことは自然な流れ。自分の幼少期とは違う成長環境を知り、子どもの成長や視力などへも気を配りながら対応していきたい。

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