【巨人】岡本和真、3冠へ年下から技術を吸収…中山礼都は「ミスショットがすごく少ない。ミートがいい」

スポーツ報知
バッティング練習をする岡本和真(合成写真)(球団提供)

 巨人の岡本和真内野手(25)が19日、関東近郊で自主トレを公開した。2年連続2冠に輝いても決して満足はしていないことを告白。今オフは阪神・井上広大外野手(20)の弟子入りや、同学年のキックボクサー・大雅(25)との合同トレなどの刺激を成長への糧としている。バットを昨年のものより長いものに変更するなどミート力アップにも注力。2冠の先にある3冠、そして今季の目標に掲げた2年連続ゴールデン・グラブ賞を含めた“4冠”へ、さらなる進化を遂げる。

 誰もが認める実績を残した岡本和だが、冷静に、謙虚に上だけを見据えていた。「去年は全てにおいて納得いかなかった」。昨季は2年連続となる本塁打、打点の2冠を獲得。押しも押されもせぬ不動の4番へと成長したが、本人は「まだまだ、もっと上を目指していきたい」と満足していない。さらなる進化を遂げた先にある3冠へ向けて、貪欲に歩みを続けている。

 《1》教えて学ぶ 阪神・井上から自主トレを申し込まれた岡本和。他球団の選手からお願いされる立場となり、連絡をもらった際は「ビックリした」。それでも「僕でいいんかなと思いましたけど、言われたからにはしっかりやらないと」と自覚を胸に、年始の5日間、奈良県内で一緒にバットを振り込んだ。「ここはどういうふうにやってるの、とか教えてもらったりもした。僕自身いい時間になった」と教える側に回ったことで考えが整理され、相手からの学びや気付きもあった。

 《2》見て感じる 現在、一緒に練習している中山について「打撃練習を見ていてミスショットがすごく少ない。ミートがいい」と称賛。バットコントロールに優れる高卒2年目の高いコンタクト率を吸収しようと、熱視線を送っている。親交のある同学年のキックボクサー・大雅と合同トレも行い「一緒に汗を流して、僕も刺激をもらっている。同級生で頑張りたい」と力をもらった。

 《3》バット変更 今オフから「ミートしやすく、扱いやすいように」と、昨年まで使用していた33・5インチのバットより0・5インチ(1・27センチ)長くした34インチ(86・36センチ)のものを導入。重さは変わらず「まだ元々のバットの方が感じはいいなというのもある。感覚は悪くないので、キャンプでしっかり振ってなじませていきたい」と感触も上々のようだ。打率でも数字を残すため、逆方向への当たりを意識して量を振ってきた。打率3割を超えたのは18年の一度のみ。ここ3年は2割7分前後に終わっているだけに、新たな相棒とともに確実性アップを図る。

 年末はファンである桑田佳祐のライブに足を運んでリフレッシュ。今季の目標には2年連続の「ゴールデン・グラブ賞」と即答し、走塁に関しても「頑張りたい」と走攻守で貢献することを誓った。原監督は今季のレギュラーについて、唯一「4番・岡本」を明言している。「少しでも今年はいいシーズンだったと言えるように」と岡本和。22年シーズンを自分史上最高の1年にしてみせる。(河原崎 功治)

 ◆岡本和真の過去の自主トレ

 ▽16年 坂本、長野、村田、実松、和田とともに米グアムでプロ初の自主トレを行い、坂本から守備、打撃の基本を教わった。

 ▽17年 地元の奈良に帰り原点回帰。母校の智弁学園のグラウンドを拠点に、単独でバットを振り込んだ。

 ▽18年 慶大で山本と自主トレ。右足重心やスタンス幅を微調整し飛距離アップに乗り出した。

 ▽19年 山本、岸田、和田と慶大グラウンドで自主トレを公開。フリー打撃やキャッチボールで汗を流した。

 ▽20年 G球場で自主トレを公開。走り込みやキャッチボールを行った後、室内で打撃練習を行い、汗を流した。

 ▽21年 都内のトレーニング施設で吉川と自主トレ。「(吉川から)守備を一番教わっています」と語った。

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