横浜FM、宮崎キャンプスタート 喜田拓也「価値あるクラブに」松原健「タイトルを取るチーム作りを」

宮崎県内で1次キャンプを行う横浜FM(左から喜田拓也、松原健、仲川輝人、吉尾海夏、角田涼太朗)
宮崎県内で1次キャンプを行う横浜FM(左から喜田拓也、松原健、仲川輝人、吉尾海夏、角田涼太朗)

 横浜FMは17日、宮崎県内で1次キャンプをスタートさせた。18日には2部練習を実施。手を使ったボール回しなどレクリエーション要素の強いメニューから強度の高いポゼッションなど、メリハリのついたトレーニングで汗を流した。

 クラブ一筋のMF喜田拓也は今季もピッチ内外で中心となる存在だ。「マリノスとしてやるべきこと、やりたいことを共有するのが一番大事。日に日に追い求めて、積み重ねながら進んでいきたい」と新しいチーム作りへ意気込む。5シーズン在籍したMF扇原貴宏やDFティーラトン、昨季まで主力を担ってきた選手が移籍し、一方でDF永戸勝也ら6選手が加入。J2町田で10得点10アシストを記録し、「プロ1年目より何倍も自信をつけてきた」MF吉尾海夏ら5選手が期限付き移籍先から戻り、顔ぶれは大きく変わった。

 ともに戦ってきた仲間の決断を「それぞれの人生があって、その人の数だけストーリーもある」と尊重しつつ、「マリノスで戦うことは特別なんだと証明したい、自分たちの力で見せつけたいと思っている」とまなざしは3季ぶりのリーグ優勝を掲げる今シーズンへしっかりと向いている。自主練習の時間には後輩とも積極的にコミュニケーション。昨季”キャプテン”の立ち振る舞いに、ユースから昇格したMF山根陸も「自分の練習を一生懸命やった上で、まわりの選手の気持ちもくみ取って声をかけてくれる。見習うべきところしかない」と背中を追いかけ、厳しいトレーニングにもくらいついている。プレーだけでなく、喜田の発する言葉や姿勢がチームにもたらす力は大きい。

 また加入6年目と、喜田やMF水沼宏太、FW仲川輝人に次ぐ在籍年数を迎えるDF松原健もキャンプの雰囲気に充実感を漂わせ、「つなぎ役というか、そういったところで新しい選手と既存の選手の融合も早くできていければ」と自らの役割を果たすつもりだ。新加入選手とも「同じ時間を過ごして仲を深めたい」と意欲。「タイトルを取りにいくチームづくりを、選手スタッフ一丸となっていくことを念頭においてやっていければ」と、マリノスの一つの強みであるチームとしての”一体感”を築いていく。

 クラブ創設30周年を迎える今シーズン。松原が「今後クラブが40年、50年続くと思うけど、このアタッキングフットボールがマリノスのサッカーだと定着させていくためには1年1年のシーズンが大事」と語れば、喜田も「マリノスを強くする、より価値あるクラブにしたい思いしかない。マリノスで戦う以上はすべてを尽くすし、そのために今ここにいると思っているので、今いる仲間と一緒にマリノスを作り上げていく」と覚悟を示した。

 25日まで1次キャンプを行うクラブは23日(JFLヴェルスパ大分)、24日(J2熊本)に練習試合を予定しており、2年ぶりに一般に向けても公開している。2次キャンプは非公開の予定。C大阪とホームで激突する開幕戦(2月19日または20日)に向け、心身ともに状態を上げていく。

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