プロ野球が今季公式戦で3年ぶりに延長12回制を復活させる方針を固めたことが18日、分かった。この日、12球団の実行委員会で確認された。コロナ禍を考慮し20年は延長10回、昨季は9回打ち切りで行われていたが、昨年は引き分け数が激増。全858試合中102試合を数えた。セ・リーグの勝利数では阪神77勝、ヤクルト73勝だったが、引き分け数が多いヤクルトが勝率で上回り優勝していた。
延長12回を基本線としているが、感染状況や地方自治体からの要請次第では11、10回となる可能性も視野に入れ、3月に最終決定するとみられる。
1軍の外国人枠は登録5人、ベンチ入り4人のルールを継続。また、感染者や濃厚接触者などが出た際に出場選手登録の入れ替えを柔軟に行えるよう定めた「特例2021」は「特例2022」として基本継続する。
【理事会、実行委員会での承認事項など】
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