【こちら日高支局です・古谷剛彦】ロードカナロアの後継種牡馬の期待かかるダノンスマッシュ

スポーツ報知
種牡馬として期待の高いダノンスマッシュ

 札幌を含め、先週から今週にかけて、道内はかなりの降雪に見舞われた。帯広はこの冬、他の場所がかなり降っていても積もるほどの雪はなかったが、先週は記録的な豪雪に見舞われ、一気に冬景色へと変わった。13日は、羽田から千歳へ飛び立ったが、悪天候のため羽田へ引き返され、14日の種牡馬到着の取材ができなかった。

 その14日は、20年香港スプリントと21年高松宮記念を制したダノンスマッシュ(牡7歳、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット)が、繋養先の北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションに到着した。キングカメハメハの後継として、確固たる地位を築くロードカナロアは、リーディングサイアーランキングで、18年7位から19年3位に浮上。そして、20年と21年は2位と、産駒頭数を重ねるにつれ、不動の首位に立つディープインパクトに迫ってきた。

 すでに種牡馬入りしたサートゥルナーリアは、昨年205頭と交配し、今年の種付料は100万アップの700万円(受胎確認後)と人気を博す。ダノンスマッシュが制したG1はともに、父子制覇を果たしたように、ロードカナロアの良さを完全に受け継ぐ。クラシックホースのサートゥルナーリアとは違うタイプであり、ダノンスマッシュはサンデーサイレンスの血が全く入ってない点で、ディープインパクト産駒の牝馬やハーツクライ産駒の牝馬などが増えている状況の中、配合がしやすい。しかも、サンデーサイレンス系牝馬を配合すると、ヘイルトゥリーズンのクロスが実現し、優れた筋力を生む可能性を秘める。

 スピード馬を求める近年の国内の傾向から、ハイレベルの香港でG1を制したダノンスマッシュに対する期待は高い。種付料は、220万円(受胎条件)だが、満口となっている。(競馬ライター)

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