【巨人】堀内恒夫氏の見解 堀田賢慎、まずは走り込め 下半身鍛えれば160キロ目指せる

 今季、1軍デビューを目指す巨人の3年目右腕・堀田賢慎投手(20)が昨シーズン後、桑田投手チーフコーチ(53)から“3つの宿題”をもらっていたことを16日、明かした。20年に受けた右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)から昨年8月に実戦復帰。自己最速を4キロ更新し、155キロにまで成長した19年ドラ1右腕は、支配下への復帰はもちろん、22年をブレイク元年にすることを誓った。スポーツ報知評論家・堀内恒夫氏は堀田の現在地を冷静に分析した。

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 若い投手を評価する時、我々はどうしても「1軍で投げられるかどうか」の尺度で見てしまう。その意味では、堀田はまだまだかな。

 魅力は十分。高い上背から投げ下ろすストレートはスピードがある。しかし、それだけでは1軍で通用しない。1軍の打者は150キロを超えるストレートでも、真ん中付近に来た球は簡単に打つ。ストレートのコントロールと変化球のキレやコンビネーション。こういうものを身につけて初めて1軍投手になる。

 私が見た映像ではカーブも投げていた。タテのカーブのようだったが、上背があるからタテに割れているように見えるだけで、カーブの回転ではない。変化球はまだ成長途上のようだ。

 少し時間がかかるだろうが、1軍投手陣のスタッフは彼を必要とするほど切迫していない。時間はたっぷりとあるから、まずは走り込むことだ。走り込んで下半身を強化してもらいたい。そうすれば、球はもっと速くなる。今が150キロなら、160キロも目指せる。

 下半身を鍛えれば、同時にコントロールも身につく。150キロのストレートを外角低めに確率よく決められれば1軍でも打たれない。下半身を作れば、今は割れている左の膝も開かなくなるだろう。厳しい言葉が多かったが、持っているモノは大きい。期待は出来る。(スポーツ報知評論家・堀内恒夫)

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