【巨人】155キロ右腕・堀田賢慎、桑田コーチの「3つの宿題」クリアで1軍デビュー&160キロ目指す

スポーツ報知
キャッチボールで力強いボールを投げる堀田(カメラ・相川 和寛)

 今季、1軍デビューを目指す巨人の3年目右腕・堀田賢慎投手(20)が、桑田真澄投手チーフコーチ(53)から“3つの宿題”をもらっていたことを16日、明かした。20年に受けた右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)から昨年8月に実戦復帰。自己最速を4キロ更新し、にまで成長した19年ドラ1右腕は、育成から支配下への復帰はもちろん、22年をブレイク元年にすることを誓った。

 右肘手術からの完全復活を目指しこの日、ジャイアンツ球場でトレーニングを行った堀田がシーズン終了後、桑田コーチからひそかに宿題を課されたことを明かした。最初の2つは、ともにフェニックス・リーグなど実戦であぶり出された課題だった。

 <1>投球テンポ

 スタミナ向上などの目的に桑田式の超ハイテンポ投球練習を課され た。捕手の返球を受けすぐに投球。これを1セット10球で行った。

 <2>コースの出し入れ

 1軍で通用する制球力をハイテンポ投球の中で同時に養うことを求められた。「コースの出し入れをしっかりしようと。その部分を意識しながら、年内は100球通して投げることを目標にしました」。徐々にペースを上げ、12月中旬には10球×10セットで目標の100球を投げ込んだ。

 その後、宿題はさらにもう1つ追加された。

 <3>シャドーピッチングの徹底

 オフ期間に下半身主導のフォームを固めるため、「足を上げて、踏み出すところまでのシャドーを10回10セットやるように言われていました。年末年始は31、1日の2日間は完全オフにしたんですけど、それ以外の日は毎日やっていました」。昨年12月後半、地元・岩手に帰省後はノースロー。体幹強化などをしながら、ひたすらシャドーを行った。

 堀田への「3つの宿題」は大きな期待の表れだろう。2年目の昨季は20年に受けた右肘じん帯再建術から復帰し、8月31日のプロ・アマ交流戦の慶大戦(G球場)でプロ初登板。全て非公式戦ながら、復帰後6試合で計10回を無失点に抑え14三振を奪った。「プロの打者と初めて対戦して、自分が思っていたよりも真っすぐでファウルや空振りが取れた」。持ち味の直球の最速は155キロにまで向上。その先の160キロも見据えるが「球速も目指しつつ、まずは支配下」と現状の立場を十分に理解している。

 現在はブルペンでキャッチボールを行い、傾斜に慣れている段階。間もなくブルペンで立ち投げを行う予定だ。2月1日に100%の状態でブルペンに入ることが理想だが、故障明けだけに慎重に調整を進めながら「1軍のマウンドで投げることを目標にやっていきたい」と堀田。近未来のエースとして期待される大器は、東京ドームのマウンドに立つための準備を着々と進めている。(灰原 万由)

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