【阪神】岩崎優「勝つ勝つ勝つ」ミスター名言でリーダーの自覚…V逸要因ブルペン復権へ若手に助言も

スポーツ報知
自主トレを公開、キャッチボールを行う岩崎優(左は小川一平・球団提供)

 阪神・岩崎優投手(30)が巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の名言をほうふつとさせるフレーズで今季の誓いを立てた。このほどオンライン取材に応じ「もちろんチームとして一番(優勝)」と意気込み、「勝つ勝つ勝つ」と連呼。ポーカーフェースで登板後の「0点で抑えることができてよかったです」の“塩対応コメント”が定着するが、昨季ゲーム差なしの2位で優勝を逃し、勝利に飢えている。短い言葉に熱い思いがあふれた。

 すべては頂点に立つため―。「勝利の方程式」構築へ、ひと肌脱ぐ。2年連続セーブ王のスアレスが退団し、昨季8回を担った自身の役回りは流動的。「7回の男」も誰が任されるか不透明な状況だ。「チームが勝つためにそこ(7回)がしっかりしないと困る。なので、教えています」。沖縄自主トレに有望株の3年目右腕・小川を迎え入れ、若手の底上げに一役買う。

 東京五輪金メダルに貢献した左腕は若虎にキャッチボールの重要性を説き、自身の特徴的な伸びのある直球を生み出すリリースポイントの感覚を助言。「割り切りも大事」などとマウンドでの心構えも伝授している。昨季19試合に登板し、必勝リレーの一角を争う小川は「チャンスは誰にでもある」と力を込めた。

 チームは昨季、先発防御率3・04でリーグトップだったのに対して、救援防御率は3・83の同5位と低迷。V逸の一因となり、立て直しは急務だ。「チームが勝てればいいです」。クールなブルペンリーダーが、ミスターに負けない情熱を胸に秘め、勝利を追い求める。(小松 真也)

 ◆ミスターの「10・8決戦」名言 1994年10月8日の中日戦(ナゴヤ)。勝った方が優勝というリーグ最終戦の試合前に、長嶋監督が「勝つ!」を連呼。これで士気を高めた巨人が戦う集団に変貌(ぼう)し、V達成した。

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