里見香奈女流名人 5期ぶり開幕黒星「いけるかなと思って踏み込んだが、やり過ぎたかな」

スポーツ報知
感想戦で一局を振り返る里見女流名人(奥)

 将棋の「第48期岡田美術館杯女流名人戦」五番勝負(主催=報知新聞社・日本将棋連盟、特別協賛=(株)ユニバーサルエンターテインメント)の第1局が16日、神奈川県箱根町の「岡田美術館 開化亭」で行われ、挑戦者・伊藤沙恵女流三段(28)が113手で里見香奈女流名人(29)=女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=に勝ち、悲願の初タイトルに向けて好スタートを切った。角交換からの大決戦の順を実らせ、里見と7度目のタイトル戦激突で初の開幕戦白星となった。第2局は23日、島根県出雲市で行われる。

 美術館に閉館間近のアナウンスが流れる中、里見は駒台に手をかざして投了を告げた。第43期で上田初美女流四段に連敗スタートを喫して以来、5期ぶりに開幕黒星となった。

 昼食休憩前の41手目に飛車の頭へ△5六歩と打たれたが、引かずに▲7七角と攻め合いを選択。「いけるかなと思って踏み込んだんですが、やや無理。やり過ぎたかな」。その後は見せ場なく、勝負手も指せなかった。

 前日には箱根神社で「家族の健康」と起請文に書き込み、そのためには「自分が健康でいること」を実践すると誓った。「内容がひどかった。コンディションを整えたい」。次局は地元・出雲決戦。両親と兄が住む故郷で、カド番に追い込まれるのは避けたい。(筒井 政也)

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