【楽天】則本昂大が「最低15勝」を今季ノルマに設定 「普通にやれば成績は残る」

スポーツ報知
自主トレを公開した楽天・則本は後輩の高田萌(右)と引地(左)と精力的に走り込んだ(球団提供)

 楽天・則本昂大投手(31)が15日、三重県内での自主トレを公開し、今季のノルマとして過去2度達成している15勝を設定した。「日本一を知らない選手が多くなってきたので一緒に味わいたい」と2013年以来となる頂点へ、エースとして先導していく覚悟を示した。

 寒風が吹くなかでの自主トレ公開。1ケタ台の気温とは相対的に則本の心は熱く燃えていた。昨季は3年ぶりの2ケタとなる11勝(5敗)をマーク。節目の10年目に向けて「普通にやれば成績は残る。けがだけは気をつけて最低、15は勝ちたい」と堂々の宣言。新人だった13年と17年に達成した白星の数を積み上げることをノルマと課した。

 この日はブルペンにも入り、変化球を交えながら30球ほど投げるなど調整は順調そのもの。ランニングや瞬発力を高めるメニューも精力的にこなした。「常に楽しく」をテーマに、仲間同士で和気あいあいと汗を流すなかでも「まだまだ若いやつには負けられない気持ちもある」とランニングの質、量ともに若手と張り合いを見せる。「後輩とやっていて練習の姿勢や取り組みを見られているという気持ちは強く持ってやっている。その分より一層しんどいですけど、いい刺激になっています」。手を抜けない環境に身を置くことが自身のレベルアップにもつながっている。

 昨季はチームの勝ち頭が則本。次点が10勝を挙げた滝中だった。「一緒にやっていたメンバーが頑張ってくれることはすごくうれしい」。“則本組”のまな弟子の活躍を目の当たりにし、自然と喜びがこみ上げた。

 一方でチーム全体に視線を移すと、CS圏内の3位は確保したが、優勝には届かなかった。人一倍、責任感が強い男は「去年はAクラス入りはしましたけど、悔しい思いをした。もう一回、日本一を味わいたい。日本一を知らない選手が多くなってきたので、みんなで味わいたい」と熱っぽく語った。9年ぶりの歓喜の再現へ。エースの力は絶対に欠かせない。(長井 毅)

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