藤川球児氏、巨人のドラフト1位・大勢は打者が「嫌がるタイプ」 開幕1軍入りの可能性十分

スポーツ報知
キャッチボールをする翁田大勢

 巨人の大勢(翁田大勢)投手(22)=関西国際大=が15日、ジャイアンツ球場での新人合同自主トレ2日目で大器の片りんをうかがわせた。重さ3キロのメディシンボール投げ測定では、19メートル50センチと新人支配下登録選手中、最長記録。エース菅野にも匹敵する飛距離をたたき出した。また、投球時に踏み出すステップが元阪神の藤川球児氏(スポーツ報知評論家)同様の約7足分であることも判明。藤川氏は投球フォームを映像で確認した上で、大勢の印象を語った。

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 大勢の投球時のステップ幅は私と同じ7足分と聞いた。オーバースローだと股関節の柔らかさ、体幹、腕といった全身のしなりが必要だが、彼はサイド気味で根本的に体の使い方が違う。ステップ幅を広げて重心を落とし、しっかりプレートを蹴って前に突っ込むことで肘の位置を下げている。

 打者からすれば「嫌なタイプ」の投手だ。ホームベースに近いところにリリースポイントがあり、球威があるので、打者を差し込む能力が高い。映像を見る限り、速球系はボールが動くため、ソフトバンクの津森やヤクルトなどで守護神を担った秋吉(日本ハムから自由契約)のような印象を受けた。

 リリーフ起用を念頭に置くのであれば、即戦力で期待でき、開幕1軍メンバーに入ってくる可能性は十分だ。ただ、近年の各球場のマウンドは硬い傾向があり、スパイクで土(地面)を“つかまえにくい”。私も晩年の頃は6.75足分ぐらいだった。そのあたりの適応はポイントになるだろう。(スポーツ報知評論家・藤川球児)

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