ナダル「全豪はどんな選手よりも大事」…ジョコビッチ入国問題に持論を熱く展開

スポーツ報知
ナダル(ロイター)

 テニスの4大大会第1戦、全豪オープンは17日にメルボルンで開幕する。15日は有力選手の会見が試合会場で行われ、ビザ再取り消しの撤回を求めて裁判所に訴えているノバク・ジョコビッチ(セルビア)の話題に多くの選手が応えた。

 男子シングルスのラファエル・ナダル(スペイン)は「ジョコビッチが歴史上最も優れた選手の1人であることは疑いようがない。しかし大会よりも重要な選手はいない。全豪はどんな選手よりも大事だ。もし彼が最終的にプレーできるならいいだろう。彼がいてもいなくても、全豪は素晴らしい大会。それが自分の意見」と話した。前哨戦から何度も意見を求められていることもあり「この状況には少し疲れた。テニスのことを話す方が大事だろう」とも答えた。

 4大大会20勝を積み上げ、今なお世界ランキング6位を維持する35歳は昨年末に新型コロナウイルスに感染し関節痛などに苦しめられた。34歳のジョコビッチとは「良好な関係」にあり、ワクチン接種を特例で免除されての入国など「最近2週間、彼がしていることに賛成はしない」が、敬意はあるという。その上で、熱く持論を語った。

 「世界的なパンデミックに直面している現状よりもテニスが重要なんてことはありえない。テニスは我々にとっては仕事だが、人々にとってはエンターテインメントスポーツの1つに過ぎない。この2年、賞金が下がって生き残れなかった選手もいる。バブル生活で大会は損失を出し、選手は精神的な問題を抱えながらも続けるのはとても難しい。もし解決法があるのなら、その1つがワクチン接種だろう。ワクチンを打って状況が好転し、みんなが健康に、テニスが健全になるのならば接種すべきだ」

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