原辰徳監督、元東海大総長・松前重義氏を祝福「息子のようにかわいがってもらった」野球殿堂入り特別表彰

スポーツ報知
松前重義さんの写真の横で記念撮影する山田清志東海大学学長(手前)と原辰徳監督(代表撮影)

 今年の野球殿堂入り通知式が14日、都内の野球殿堂博物館で行われた。プレーヤー表彰では日米通算313セーブで現ヤクルト監督の高津臣吾氏(53)、プロ野球史上初の50歳での登板を果たした元中日の山本昌氏(56)が新たに殿堂入り。特別表彰では元東海大総長で首都大学野球連盟を創設した故・松前重義氏が選出された。指導者も対象となるエキスパート表彰は昨年に続き当選者なしだった。

 特別表彰で選出された松前氏のゲストスピーカーとして、巨人・原辰徳監督(63)がマイクの前に立った。「自分が述べるのはおこがましいとは思いつつ、来ました。本当に息子のようにかわいがってもらいました」。父・貢さんが松前氏に請われ東海大相模の監督に就任。自身も東海大相模、東海大の門を叩き、松前氏の薫陶を受けた。「我々教え子としても大変喜んでいます」と祝福した。

 松前氏は64年、首都大学野球連盟を創立し初代会長に就任。松前氏が口にしていたフロンティア・スピリッツは、今でも指揮官の胸に宿る。「よく『東海大の前に道はない。われわれの通った後が道になる』と言われていました」。東海大総長室にあいさつに伺った際、松前氏の元に当時の田中角栄総理から電話が入り、心から驚いたこともある。

 いつも力を与えてくれた。松前氏が亡くなった91年8月25日、原監督は大洋戦(東京D)で2―3から逆転3ランを放ち、勝利をささげた。「なぜか総長が来られるとお立ち台に上る試合が多くて。今まで何か残したものが私にあるとするならば、松前先生のお力は非常に大きかったと思います」と恩師へ思いをはせた。(西村 茂展)

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