井上尚弥が世界4階級王者・井岡一翔との対戦に興味「バンタム級にいる間にそういう流れになれば…」

スポーツ報知
ドネア(右後方)の映像をバックにトークする井上尚弥(カメラ・今西 淳)

 プロボクシングWBA&IBFバンタム級(53・5キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が14日、東京・後楽園ホールで行われたWOWOWの「エキサイトマッチ~世界プロボクシング」30周年記念イベント「リングサイド会議SP『黄金の中量級』in後楽園ホール」に、スペシャルゲストとして出演。WBC王者ノニト・ドネア、WBO王者ジョンリール・カシメロ(ともにフィリピン)との対戦の可能性や1階級上げて4階級制覇を目指すことについて言及した。試合後に応じた囲み取材では、日本男子初の4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者・井岡一翔(志成)との対戦に興味を示した。

 井上は「ファンが見たいカードが決まった時の雰囲気とかがいい。異様な雰囲気を醸し出すような試合を組んでいきたい」とした上で、「コアなファンもいるし、キャリアが後半に入るし、日本人同士の実現に向けても動きたい」と話した。井上は「(井岡が)5階級制覇したいと言っていることも聞いているし、期待するところもある。そこに向けて発言していきたい。自分はバンタム級から下げることはないけど、ファンの中でひそかに楽しみにしているという声も聞くし、盛り上げるなら、(井岡との対戦も)アリなのかなと思う。バンタム級に(井岡が階級を上げるという)そういう流れになれば…」と興味を示した。

 「あくまでも、話がくれば、ですよ」と最後に強調したものの、すでに大橋秀行会長とも、4団体統一、4階級制覇に加え、新たな最強の日本人対決という選択肢もあることの話をしているという。井岡と福永亮次(角海老宝石)との大みそか決戦の映像は見たという井上。「自分とはボクシングに向き合う気持ちが違うと感じた一戦だった。『見たくなければ…』とか、リスクを負わないというのは僕とは違う」と静かな口調ながらも言葉に力がこもっていた。

 なお、この日のリングサイド会議SPは、1月21日午後9時からWOWOWオンデマンドで配信開始予定。

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