50歳登板の山本昌氏が野球殿堂入り「小中学校は野球チームの補欠だった」受賞スピーチ全文

スポーツ報知
2008年8月4日、巨人戦で通算200勝を達成した山本昌氏

 野球殿堂入りが14日、東京・文京区の野球殿堂博物館で発表された。プレーヤー表彰ではNPB通算286セーブを挙げ、米国、韓国、台湾でもプレーしたヤクルト・高津臣吾監督(53)と最年長出場となる50歳でマウンドに立つなど通算219勝を挙げた元中日の山本昌氏(56)が選出された。以下は山本昌氏の受賞スピーチ。

 「皆さんこんにちは。今回、このように大変な名誉である野球殿堂入りということをしていただきました。本当にたくさんの方に支えていていただいた野球人生だったなと思います。神奈川県の茅ヶ崎市で育ちまして、小中学校は野球チームの補欠だったんです。ただ、そんな中でもたくさんの素晴らしい指導者、そして茅ヶ崎市であったり松林中学であったり、日本大学藤沢高校であったり、素晴らしい環境で野球をさせていただいた。そして皆さんに押し上げていただいてプロ野球選手になることができました。

 恩師の1人、友人、先輩、後輩、誰1人欠けてもここまで来られなかったと思います。

 プロ入りしてからも初勝利に5年かかりました。その中でたくさんの恩師に出会って、特に5年目に、この殿堂にも入っていらっしゃいますけど、アイク生原さん、生原昭宏さんと出会ったことが私を大きく変えていただいたなというふうに思います。私が1勝するだけで大変喜んでいただいたアイクさんだったので、もしこのような殿堂に入らせていただくという報告ができたら、どれだけ喜んでいただけたかなと本当に残念に思います。

 また星野仙一さんや高木守道さん、山田久志さん、落合博満さん。殿堂に入っていらっしゃいますけど、たくさんの素晴らしい監督に指導していただいて、ここまで来られたというふうに思います。

 星野仙一さんからはですね、『お前はここまで野球に世話になったから、最後まで野球に貢献しなさい』という言葉を頂いています。これからは野球にもっともっと集中をして、貢献していきたいなというふうに思います。最後にこのような体に生んでくれた両親といつも支えてくれた家族、本当に感謝しています。これからもしっかり野球道に打ち込んでいきたいと思います。本日はありがとうございました」

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