現役引退の内村航平「人生半分以上、日の丸背負ってこれたのは誇り」決断時期は昨年10月

スポーツ報知
内村航平

 体操男子の内村航平(ジョイカル)が14日、都内で引退会見を行った。

 内村は11日に所属事務所を通して引退を表明したが、コメントは一切なく、この日初めて決断への思いが語られた。

 内村は「栄光の架け橋」のBGMとともに登場。「引退会見ということで、特別な感情はそこまでなくて。ただ『ああ引退するんだなあ』みたいな感じ。あんまり実感はあんまりない。3歳から好きで体操を始めて1月3日で33歳になって、体操歴30年になって、30年中、16年間ナショナル強化選手として活動させていただいた。人生半分以上日の丸背負ってやってこれたのは誇り。今後自信を持っていろんなことを発言していけると思っている」と話した。

 引退の決断については、昨年10月に生まれ故郷・北九州で行われた世界選手権の前だったという。「五輪が終わって、次の世界選手権に向かう道中、練習していく中で、しんどすぎた。世界選手権の前には『これが最後かな』と世界選手権に挑んだ」。最後は種目別・鉄棒の決勝で、6位。メダルには届かなかったが、着地をビタリと完璧に止め、「会心の一撃」と自画自賛。多くの観客の心も揺さぶった。「結果は伴わなかったが、下の世代の選手にも『これが体操だ』『本物の着地だ』と見せられた。それは良かったかなと思います」と振り返った。

 24年春までのジョイカルジャパンとの契約は継続する。

 ◆内村 航平(うちむら・こうへい)1989年1月3日、福岡・北九州市生まれ。33歳。ジョイカル所属。3歳の時、両親が長崎・諫早市で設立した体操クラブで競技を始め、個人総合では2008年北京五輪銀、12年ロンドン、16年リオ五輪で連覇。リオでは団体も優勝。五輪で計7個メダル獲得。世界選手権は09年ロンドンから15年グラスゴーまで個人総合6連覇など10個の金含む21個のメダル獲得。162センチ。家族は夫人と2女。

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