【阪神】青柳晃洋“壁”破る15勝宣言 生え抜き右腕では古沢憲司以来48年ぶり大台へ

スポーツ報知
自主トレの合間に笑顔を見せる青柳晃洋(カメラ・馬場 秀則)

 昨年の最多勝を獲得した阪神・青柳晃洋投手(28)が13日、チームの“壁”を打ち破る15勝を目標に掲げた。兵庫・鳴尾浜で自主トレを公開し、「去年は13勝と言い続けて達成できたので、今年は13よりいい数字。15を掲げて」と宣言。球団の生え抜き右腕では1974年の古沢憲司(その後、西武と広島でプレー)以来、48年ぶりとなる大台をにらんだ。

 虎にとって、右投手の15勝は半世紀近く越えられない大きな山。75年以降に日本人で突破した江本孟紀と小林繁は移籍組で、2015年の藤浪も14勝で止まった。なかなか「右のエース」が誕生せず、2005年を最後に優勝からも遠ざかっている。ジンクスを打破すべく、昨季13勝6敗で最高勝率と2冠に輝いた男が名乗りを上げた。15勝以上が選考基準の1つになる沢村賞にも「どんな賞も取ってみたい」と意欲を見せた。

 プラス2勝への課題は不調時の克服だ。オフのテーマを「疲れた時の再現性」と説明。昨年は8月下旬から約1か月、白星がなかった。その時期の映像をトレーナーとチェック。疲労時のフォームの乱れ方を研究し、修正のための練習法も話し合っている。調子を知るヒントは楽天・田中将に学んだ。昨年の東京五輪で、登板2日前のブルペンで重視することを質問。「その週の自分の体を確かめる」と教わった。「いい球を投げようと思っていた」という青柳には新鮮な発想だった。

 数々の目標を掲げて「一番近いのは開幕投手」と初の大役にも挑む22年。“マー君流”を導入し、タテジマの歴史に名を刻む。(安藤 理)

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