御嶽海、9場所ぶり無傷5連勝…大関取り場所で「一番一番白星を重ねていくだけ」

スポーツ報知
押し出しで霧馬山(手前)を下した御嶽海(カメラ・竜田 卓)

◆大相撲 ▽初場所5日目(13日、東京・両国国技館)

 関脇・御嶽海が2020年7月場所以来、9場所ぶりとなる初日からの無傷の5連勝を決めた。西前頭筆頭・霧馬山を押し出しで下した。大関への足固めを狙う場所で、序盤を無敗で乗り切り、上々の滑り出しを見せた。第一目標の2ケタ白星へ、このまま連勝街道をひた走る。横綱・照ノ富士は西前頭2枚目・逸ノ城を問題にせず、昨年秋場所からの連勝を「23」に伸ばした。大関・正代は2敗目。全勝は照ノ富士、御嶽海、平幕・阿炎の3人となった。

 2022年の御嶽海は、ひと味もふた味も違う。霧馬山との立ち合いは、もろ手突きで押し込まれながらも冷静に対応。左にいなすと、相手のわきの下に両手をグッと入れ、両ハズで確実に押し出した。“大関相撲”での完勝。20年7月場所以来、1年半ぶりとなる初日からの無傷の5連勝を飾り、「ここまでは、今まで通り。しっかり気持ちを上げて、一番一番白星を重ねていくだけです」と充実の表情を見せた。

 5日目を終え、全勝は照ノ富士、阿炎を含めた3人となった。御嶽海の好調ぶりを、八角理事長(元横綱・北勝海)は「前に出る形がいい。自分が動くのではなく、相手を動かしている」と評価し「(横綱に)ついていってほしい」と期待を込めた。

 優勝2度を誇る実力者は、今場所で昭和以降、単独6位となる三役在位28場所目を迎えた。18年名古屋場所で初優勝し、大関候補として大暴れしたが、貴景勝ら4人の昇進を見届けてきた。それだけに、誰よりも上の番付への思いは強い。

 昨年秋場所は9勝、九州場所は11勝を挙げ、数字上では昇進目安「三役で直近3場所33勝」には13勝で到達する。3度目の賜杯を抱けば、昇進の機運が一気に高まるが、御嶽海は「2ケタ(勝利)という自分の目標があるので、それに向かってやるだけ、それを意識してやっています」と全集中。一戦必勝で確実に目の前の壁を乗り越えていく。(竹内 夏紀)

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