大坂なおみ強敵だらけの全豪V2ロード 順当に勝ち進めば3回戦で五輪女王、4回戦で世界1位と

大坂なおみ(ロイター)
大坂なおみ(ロイター)

 テニス4大大会第1戦、全豪オープン(17日開幕・メルボルン)の組み合わせが13日、決まった。女子シングルスで2連覇を目指す大坂なおみ(24)=フリー=は、1回戦で世界ランキング53位マリアカミラ・オソリオセラノ(20)=コロンビア=と対戦することが決まった。順当に勝ち進めば4回戦で同1位アシュリー・バーティ(25)=オーストラリア=と対戦する厳しい組み合わせになった。男子の錦織圭(32)=フリー=は臀部(でんぶ)負傷のため欠場が決まっている。

 大坂のV2ロードに序盤から強敵が立ちはだかることが決まった。順当に勝ち上がれば、3回戦は東京五輪金メダルのベリンダ・ベンチッチ(24)=スイス=との対戦が待つ。19年は全米4回戦を含む3度対戦し全敗した天敵は、母国のレジェンド、マルチナ・ヒンギスさんの母に指導を受けて育ち、展開力に優れるタイプ。実戦復帰2大会目で試合勘に不安のある大坂にとっては、やりにくい相手となる。

 勝ち進めば4回戦は地元の大声援を受ける女王バーティが待ち受ける。19年中国オープン決勝で勝って以降は対戦がない。昨年の大会前に「特に4大大会の決勝以外では、あまりやりたくない」と発言しており、苦手意識がのぞく。精度の高いプレーをパワーで打ち破れるかがカギになる。

大坂の全豪オープン想定対戦表
大坂の全豪オープン想定対戦表

 4か月ぶり復帰となった前哨戦「メルボルン・サマーセット1」は、初戦は確率38%と大苦戦した第1サーブが徐々に向上。準々決勝では11本のサービスエースを決めた。「オフはいろんなことに取り組んできた」といい、苦手のネットプレーも使おうとする姿勢がみられた。準決勝は腹部の負傷で棄権。この日の練習ではシャツの下から腹部のテーピングをのぞかせながらラケットを振っていた。

 今季の目標は「結果は関係なく、コートに入ったら楽しむこと。負けてもできる限り頑張ること」「会見場でもう泣かないこと」の2つ。毎朝お香をたいてめい想し、心を落ち着かせている。昨季は全豪優勝後、全仏での会見拒否など乱高下が激しかった。心を整え、強敵ぞろいの大会を待つ。

 ◆大坂の復帰への経過

 ▽21年9月3日 連覇を期した全米オープンは3回戦で敗退。会見では涙を浮かべ、「次の試合がいつになるか分からない」。

 ▽13日 米ニューヨークでファッションの祭典「メットガラ」に参加。

 ▽10月4日 女子テニスツアーを統括するWTAが世界ランキングを発表。大坂は7位から12位に降下し、約3年ぶりにトップ10から陥落した。

 ▽11月6日 自身のインスタグラムで練習を再開したことを報告。

 ▽22年1月4日 123日ぶりの公式戦で勝利。「緊張した」

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