阪神の近本光司外野手が12日、鹿児島・沖永良部島で自主トレを公開した。オンライン取材に応じ、「去年は優勝を逃して、選手、チーム、ファンの人も本当に悔しい思いをした。オフシーズンとキャンプで克服して、今シーズンしっかり挑んで、自分としてもチームをしっかり引っ張って、自分の目標を目指して頑張っていきたい」と力強く意気込んだ。
今オフは「新しい感覚」をつかむためにバック転とバック宙に挑戦。「体を動かすっていうことにはつながる。自分の身体能力を上げていけたらいいなっていうことで取り組んでいます。脳への刺激にもなるので、すごくいい練習にはなる」と充実の表情を浮かべた。
この日は朝から白い砂浜の上で下半身のトレーニングで汗を流し、昼からはグラウンドでキャッチボールなど行い、汗を流した。昨季は200安打にあと22本届かず、「(今年は安打を)200本打ちたい。タイトルは誰かと競わないといけない。自分の中でしっかり目標というか、ある程度の数字(の目標)がある。200本というのは目指していきたいです」と目標を掲げた。