J1札幌 青森山田出身の檀崎竜孔 定位置奪取へ「今年は勝負」 

雪が積もる宮の沢で走り込む札幌のMF檀崎(左)ら選手たち
雪が積もる宮の沢で走り込む札幌のMF檀崎(左)ら選手たち
自主トレの合間に笑顔を見せる札幌MF檀崎(左から3人目)
自主トレの合間に笑顔を見せる札幌MF檀崎(左から3人目)
青森山田高3年時の選手権で優勝し、賞状を持って喜ぶ檀崎(中央)
青森山田高3年時の選手権で優勝し、賞状を持って喜ぶ檀崎(中央)

 J1北海道コンサドーレ札幌は11日、若手選手らによる自主トレをスタートした。MF檀崎竜孔(21)は、J2千葉などへの期限付き移籍期間を経て、今季より札幌に復帰する。「勝負の年」と位置づけた高卒4年目の檀崎は、10日の全国高校選手権で3大会ぶり3度目の優勝を飾った母校・青森山田高の姿にも刺激をもらい、定位置奪取を狙っていく。

 久々の宮の沢を味わうように、檀崎は雪景色の中を軽快に駆けた。復帰発表から、7日に札幌入りしたばかり。「北海道はやっぱり寒い」と苦笑いしつつ「キャンプへしっかり準備したい」と頼もしくうなずいた。

 今季こそ札幌で成長を示す。高卒3年目の昨季前半は豪1部・ブリスベンロアーへの期限付き移籍で海外初挑戦。25戦9得点の実績を残し、7月に札幌復帰も発表されたが、8月から再びJ2千葉へ武者修業に出て4試合出場0得点。「初めての海外で結果を出して帰ってきたけど、なかなか出場機会を得られなかった。でも、試行錯誤しながらやれることはしっかりやってきた」。紆余曲折を経て戻るJ1の舞台。悔しさも胸に、心は熱く燃えている。

 10日全国高校選手権決勝で母校は大津に4―0。被シュート0の“完全試合”で3度目V&プレミアL創設後初の3冠を飾った。自身は高1時(16年度)に同校初V、高3時(18年度)は主将で決勝2得点(3〇1流通経大柏)など2度目Vに貢献。中高一貫でプロの礎を築いただけに、顔なじみの後輩の姿も刺激になった。「うれしかった。高卒でなければ大学4年。自分にとっても今年は勝負」と決意も新たになった。

 結果を出せず辛らつなヤジを受ける仲間など、豪ではプロの厳しさも目の当たりにした。そんな環境で中心選手となり自信も増した。移籍が重なった昨季から一転、キャンプインからの帯同へ「戦術理解や連係、そしてアピール。最初から行けるのは大きい」と自身に期待を懸ける。遠回りも無駄にはしない。たくましくなった21歳が主力の座をつかみにいく。(川上 大志)

雪が積もる宮の沢で走り込む札幌のMF檀崎(左)ら選手たち
自主トレの合間に笑顔を見せる札幌MF檀崎(左から3人目)
青森山田高3年時の選手権で優勝し、賞状を持って喜ぶ檀崎(中央)
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