藤波辰爾、2冠王座を返上…「発展的な部分…長く自分が思いを持って携わっていけるんじゃないか」

スポーツ報知
藤波辰爾

 “プロレス界のレジェンド”藤波辰爾(68)がこのほど、都内で会見し、現在保持する「HEAT―UPユニバーサル王座」とPWL世界王座のシングル2冠の返上を発表した。

 両王座は昨年9月17日にTAMURAを破り奪取。藤波のシングル戴冠は、師匠のアントニオ猪木氏が引退した1998年4月4日の東京ドーム大会で佐々木健介を破りIWGP王座を奪取して以来、23年ぶりだった。さらに12月26日にはTAMURAに勝利し初防衛に成功していたが、藤波は会見で「後ろ向きな返上ではなくて、この機において、果たして僕がこのままベルトを所持して防衛戦って言うなんか一つ一つ区切りにして、なんかそういう短期的なそういう思いじゃなくて、僕は今、68歳になりましたが、とにかく自分がいまこのベルトに物凄く息を吹き込んだって言うか、魂を吹き込んだって言うかこれだけの愛着のあるベルトを自分がいまこの歳で巻いたって言うのを、この機において、先にこのベルトを、また皆さんで争ってもらう。要するに発展的な部分で、これから若い選手が僕が返上したこの2本のベルトを、僕の魂の入ったこのベルトを、どう言う風に争って行くかそっちの方に僕は賭けてみたいなぁって思う。それだけ僕の方が、ヒートアップさんにチャンスを頂いたこのベルトを、長く自分が思いを持って携わっていけるんじゃないかなぁって自分は感じました」と明かした。

 これを受け、会見に同席したヒートアップ代表のTAMURAは「藤波さんの方から長くこのヒートアップに関わって行きたいというお話しを頂きまして、こんなにありがたいお話しはないなと本当に感謝しております。更に「発展」という言葉を頂きましたので、ベルト返上を了承致しました。今後のヒートアップを更にステップアップできるように頑張っていきたいと思います」と明かした。

 ヒートアップでは、藤波の意向を受け、次期王座決定戦「ドラゴンカップ」を開催。決定戦は、ヒートアップ、藤波が主宰する「ドラディション」で代表を決める形式で今月23日の王子大会で、ドラディション代表決定戦として長井満也とLEONAが対戦。ヒートアップではTAMURAと兼平大介が争う。勝者は2月3日の「旗揚げ9周年記念興行」北沢タウンホール大会で対戦し新たな2冠王者が決定する。

 新王者決定戦に藤波は「自分がこのベルトを、返上したことは、単なる僕がこのベルトを所持したまま、勝ち逃げすると言う軽い気持ちではありません。自分が先を見た上での返上であって、ヒートアップとドラディションの中でこのベルトがとどまることなく、自分が関わった以上は、どう言う風な大きな波を起こすかが楽しみなので、是非期待して下さい」と明かしていた。

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