ラグビー「リーグワン」チーム名長すぎ問題 29文字の「旧NTTコム」は自チームを何と呼ぶ?

スポーツ報知
1点差で勝った浦安(左)と敗れた神戸の両フィフティーン

 ラグビー新リーグ「NTTジャパンラグビーリーグワン」の旗揚げカードを8日、取材してきた。

 同リーグでは地域密着を狙い、各チームが活動拠点の「ホストエリア」を設定。チーム名に地域名を取り込んでいる。大阪本社所属の私は、神戸市を本拠とするコベルコ神戸スティーラーズを目当てに、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安との記念すべき一戦を、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で見守った。

 結果はNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安が24―23でコベルコ神戸スティーラーズを下し、歴史的1勝を挙げた。実は7日に国立競技場で予定されていたクボタスピアーズ船橋・東京ベイ―埼玉パナソニックワイルドナイツは、埼玉パナソニックワイルドナイツに新型コロナウイルス陽性者が判明した影響で中止になっていた。そのためコベルコ神戸スティーラーズとNTTコミュニケーションズシャイニングア…

 いや、長いわ!

 リーグワンのチーム名、長いんですよ。特に旧NTTコムは…数えてみてください。

NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安

 29文字です。日本一長いリングネームのプロボクサーだった「ジャンボおだ信長書店ペタジーニ」だって15文字。そのおよそ倍です(関係ないけどジャンボさん、昨年、本名の小田貴博で再起していました)。

 なので、新聞各社では旧NTTコムは「浦安」、旧神戸製鋼は「神戸」などと略称を用いる。ちなみに、神戸のスタジアムMC・高倉大輝さんは、ちゃんと「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安にノックオンがありました」と早口言葉のようなフル名称を立て板に水でアナウンスされていました。素晴らしい!

 ただ、その略称すらややこしい。リーグワン1部は12チームだが「東京ベイ」(旧クボタ)、「東京SG」(旧サントリー)、「BL東京」(旧東芝)、「BR東京」(旧リコー)と4チームが“東京かぶり”なのだ。

 旧クボタは、旧NTTコムと“東京ベイかぶり”でもある。旧NECの「東葛」は関西人の私にはなじみが薄い地域名。要するに「チーバくんの鼻」辺りか。じゃあ浦安市も船橋市も東葛エリアなんじゃないのと思いきや、千葉県によると浦安市と船橋市は「葛南地域」。ただし「東葛」のホストエリアの一部である白井市と印西市は「東葛飾地域」ではなく「印旛地域」なんだそうです。

 その点、東京と千葉以外のチームは分かりやすい。特に関西は「神戸」(旧神戸製鋼)、「大阪」(旧NTTドコモ)、2部の旧近鉄なんて「東大阪」ではなく「花園」だ。リーグワンの成功は、この辺りの「分かりやい地域密着っぷり」もカギになってくるんじゃないのかな、と個人的には思います。

 さて私が取材した神戸―浦安戦の試合後会見。神戸の選手は相手チームを評する際に「NTTコムさんは…」という言葉を使っていました。「まあ今までずっと『NTTコムさん』だったんだから、急に『浦安さん』にはならんよな」。そううなずきながらも、直前に行われた浦安の会見を思い出すと、浦安関係者も「NTTコムとしては…」と自チームを旧称で呼んでいました。間違いではないんですが、そこは地域名を名乗っていただかないと。何はともあれ、地域密着の浸透、新リーグ成功を願うばかりです。(記者コラム・田中 昌宏)

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