異色の経歴持つ吉村優、NPB目指し独立リーグ徳島入り…早実で甲子園、早大でアメフト甲子園ボウル出場

スポーツ報知
徳島ISに特別合格したREVENGE99の吉村優投手(江田拓司さん提供)

 独立リーグの四国IL・徳島は10日、早大でアメフトの甲子園ボウルに2度出場した吉村優投手(23)が特別合格選手に決定したと発表した。早実(西東京)時代に甲子園も経験した野球の道に復帰し、早大大学院生と二足のわらじを履きながら、「今年のドラフトを期限にプロを目指している」とNPB入りを目標に掲げた。

 高校時代は投手で、現日本ハム・清宮幸太郎(22)の1学年先輩。ベスト4だった2年夏の甲子園は、登板はなかったものの背番号16でベンチ入りした。早大への進学を機に、アメフトに転身。強肩を生かし、主にQBとして活躍した。18、19年は学生日本一を決める甲子園ボウルに出場した。大学卒業後、早大大学院で情報工学を学びながら、社会人クラブチーム「REVENGE99」で再び野球をプレーするようになった。

 「クラブチームでは実戦経験を積めた。次はプロのスカウトに見てもらえる環境でやりたい」と次の行動へ。知人を通じて球団個別のテストに申し込んだ。クラブチームでの1年間で球速を141キロから9キロアップさせた努力も実り、見事合格を勝ち取った。

 今後はNPB入りに向けて野球に打ち込みつつ大学院での勉強も続ける。「勉強も野球につながるので続けさせて欲しい」と球団に直訴したという。元DeNAの石川雄洋氏(35)が野球からアメフトに転身して話題となったが、異色の経歴を持つ右腕が今秋のドラフト戦線に殴り込む。

(南 樹広)

 ◆吉村 優(よしむら・ゆう)1998年11月10日、東京都生まれ。23歳。早実では野球で2年夏にベンチ入りして甲子園4強。3年夏は背番号1で西東京大会ベスト8。早大ではアメフトで3年時の甲子園ボウルに途中出場してタッチダウンを奪った(2年時は出場機会なし)。昨年、早大大学院に進学。178センチ、83キロ。右投右打。

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