着ぐるみ人形劇団「こぐま座」3トントラックが盗難被害…新作セットや人形10体以上消え「ぼう然」

スポーツ報知
盗難被害にあった、劇団こぐま座のトラック(劇団こぐま座より提供)

 関東を中心に活動する着ぐるみ人形劇団こぐま座の3トンの大型トラックが、8日深夜から9日にかけて盗難被害に遭ったことが10日、分かった。トラックには舞台セットや人形などが積まれていた。

 千葉・松戸市内にある事務所の駐車場に止めていたトラックが盗難されたことには、スタッフが9日の午後6時頃に気づいたという。トラックは施錠済みで、スペアキーを含めた2つの鍵は事務所内に残されたまま。荒らされた様子は全くなく、劇団員の山本周平さんは「こじ開けたとしか思えない。よく分からないので怖いです」と落胆した様子だった。

 トラック内には、人形劇「三匹のこぶた」「ピノキオ」、さらには新作として上演する予定だった「桃太郎」のセットや、人形10体以上、照明器具などが積み込まれていた。

 トラックを用いる公演は、かなり規模の大きい劇場のみで、繁忙期は月に10回ほど稼働していた。昨年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演数は激減していた。山本さんは「ようやく今年の3月頃に再開することを予定していた。その矢先に…」と言葉を詰まらせ「もう、怒りとかではなく、ぼう然としています。早く出てきてほしいと願うばかりです」と訴えた。

 千葉県警松戸東署には既に被害届を提出し、劇団こぐま座の公式ツイッターでは、情報提供を呼び掛けている。

 ◆劇団こぐま座 「子どもに夢を、大人に安らぎを」をモットーに掲げ、1969年5月に設立された着ぐるみ人形劇団。オリジナル作品から、「ピーターパン」や「ヘンゼルとグレーテル」など世界名作童話や日本昔話などさまざまな作品を上演。幼稚園や小学校などでも公演を行っている。

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