リバプール、4-1逆転勝利も南野拓実に笑顔なし 後半45分間出場も見せ場作れず

スポーツ報知
南野拓実

◆サッカー イングランドFA杯3回戦 リバプール4-1シュルーズベリー・タウン(英リバプール・アンフィールド)

 英FA杯3回戦が9日、9試合行われ、日本代表MF南野拓実が所属するリバプールはホームでリーグ1(英3部リーグ)所属のシュルーズベリー・タウンと対戦。この試合でクロップ監督は、ジョーンズ(19)、ブラッドリー(18)、モートン(19)、ウォルトマン(18)、ゴードン(17)の10代選手5人を起用。またGKにケレハー、中盤にもディクソンボナーの控え選手を先発させ、3部リーグ所属のシュルーズベリー相手に思い切った若手起用を見せた。南野は筋肉系の故障明けということもあり、ベンチスタートとなった。

 ポゼッションは90分間を通してリバプールが83%で圧倒。しかし前半は守りを固めたシュルーズベリーに対し、ボールロストを怖がった印象の若手攻撃陣に思い切りが足りず、なかなかフィニッシュに持ち込めない。しかも先制点は1本のロングボールを起点に、左サイドからの見事なクロスにPA内に飛び込んだFWウドーが右足を合わせ、シュルーズベリーが奪う展開となった。

 しかしホームで格下に1点をリードされ、リバプールにスイッチが入る。前半34分、この試合で3トップ右サイドのサラーの位置に入った17歳ゴードンが、ゴール前で横パスを受けると、落ち着いて切り返しを決めて相手DFを振り切り、左足でフィニッシュ。あっという間に同点に追いついた。そして前半44分、FKの攻防でシュルーズベリーDFエバンクス・ランデルが自軍PA内で痛恨のハンドボール。この反則で得たPKをMFファビーニョがきっちり決めて、リバプールがあっさり逆転に成功。後半にも2得点を決めて4-1で振り切った。

 しかし、後半の頭からピッチに上がった南野に笑顔はなかった。45分間、最初は3トップの中央、そして後半19分にフィルミーノが投入されてからは左サイドでプレーした南野だったがゴールに絡むプレーはなし。一方、故障明けの影響もあったのか、ファーストタッチの精度が上がらず、ボールを逃すシーンや、バックパスが乱れて、あわやのピンチを招く場面もあった。クロップ監督は「故障明けだというのに、(コロナの集団感染の影響も重なり)タキは2回の練習参加でこの試合に臨んだ」と語り、日本代表MFをかばった。

 またエース・サラー、そしてマネが8日にカメルーンで開催されたアフリカネイションズカップに出場。決勝まで進出すれば2月5日まで当地に滞在する状況で、南野のカムバックは「非常に重要だ。これから多くの試合がある」と話して、低調で終わったこのFA杯のパフォーマンスより、スクランブル状態となった攻撃陣に、日本代表のアタッカーが復帰したことを喜んだ。

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