10日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、都内の9日の新規感染者数が1223人を数えるなど感染が急拡大している新型コロナウイルスについて特集した。
コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「ウイズ・コロナになるためには3点セットなんですね。一つはブースター接種を多くの人がする。それから検査態勢が十分にキャパシティーがあって十分に検査ができる。それから薬がすぐに手に入る」とまずコメントした上で「でも、この3つとも日本はよくありません」とバッサリ。
「ワクチン接種は0・6%ですから、去年のピークの時くらいの1日100万人という数をやっても高齢者全員終わるまで、この先1か月かかっちゃいます。検査も東京で6万5000人のキャパなので感染者が2万人とかになってくると、キャパオーバーになっちゃいます。薬もすぐに手に入るという状況ではない」と説明。「逆に言うと、それさえ担保したら緊急事態宣言は出さなくてもいいんじゃないかと僕は思ったけど、今はそうじゃないんです」と続けていた。