玉川徹氏、立てこもり犯の「死刑になりたい」供述に「自己責任社会で社会自体を攻撃する人が出てくるのは必然」

スポーツ報知
東京・六本木のテレビ朝日

 10日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、8日夜に発生した東京・渋谷区の焼き肉店での立てこもり事件で、およそ3時間立てこもった末に突入した警視庁の捜査員に現行犯逮捕された荒木秋冬容疑者(28)が「死刑になりたい」などと供述したことを冒頭で特集した。

 コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は昨年10月の京王線無差別殺人未遂事件などの類似事件が続出していることについて、「この週末、橘玲さんの『無理ゲー社会』という本を読んだんですけど、なるほどと思われるところがいっぱいあって、日本というのはますます高度な自己責任社会になってますよね。自由な代わりに自己責任であるという」とまずコメント。

 その上で「若い人なんか自己責任が当たり前になっている状況だと。そういう社会というのは自分の所得階層は完全に自分の能力と親の資産で決まっちゃう。両方ともがないってことになると、自分の所得階層を上げるのが本当に難しい。逆に言うと、将来への希望も生まれにくいってこと」と続けると「そういう社会の中で、ある一部の人が社会自体のせいだと。社会自体に攻撃を加える人が出てくるのは、もしかすると、必然なのかも知れないです」と発言。

 「いろいろな無差別殺人とかも起きてますけど、この人も結局は社会のまったく関係のない人に対して攻撃的なことをする。何を求めているかというと、社会から退場することを求めているわけですよね。これでは死刑にはならないけれども、死刑になる、刑務所に入るってことも今の社会から退場するってこと。そういう方法を取ろうってする人たちは、もしかしたら、この自己責任社会が強調されて強まっていくのであれば増えていかざるを得ないのかなと思います」と結論づけていた。

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