帝京大ラグビー部の部室に貼られた「ざまあみろ」の紙面 09年選手権初Vへの糧に

スポーツ報知
前半、帝京大・白国亮大(左)が3つ目のトライを決める

◆ラグビー 全国大学選手権 ▽決勝 帝京大27―14明大(9日・国立)

 帝京大が明大を27―14で下し、9連覇した2017年度以来4大会ぶり10度目の優勝を飾った。前半5分にCTB押川敦治(4年)のトライで先制。自陣でも粘り強く守り、プロップ細木康太郎主将(4年)を中心とするスクラムでも明大を圧倒した。試合後、岩出雅之監督(63)は退任を表明。新興校を強豪校に育て上げ、数々の日本代表を輩出した名将は、明大の北島忠治監督の歴代最多11度に次ぐ10度目の日本一で花道を飾った。優勝回数はトップの早大が16、明大が13、帝京大が10となった。

 2009年度に帝京大が初優勝を飾った数か月後、岩出監督に「決勝で負けた時の、報知の紙面をずっと部室に貼っていた」と言われた。初めて対抗戦王者として臨んだ前年度、初めての決勝で早大に敗れた。下馬評を覆した早大・豊田主将が発したコメント「ざまあみろ」の見出しと写真は過激で、怒られるのかと思ったが、1年間悔しさを忘れないために貼っていたのだと知らされた。

 伝統校へのライバル心を強く持ち続け、早慶戦、早明戦が固定された対抗戦の日程を変えたい構想も常々口にしていた。この試合のテーマは「徹」。最後まで打倒・早慶明を貫き、完遂した姿は見事だった。(ラグビー担当・大和田 佳世)

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