中日・石川昂弥内野手が9日、愛知・半田市の成人式に出席した。派手な裏地にこだわり、母校の東邦高OBが営む店で新調した“晴れ着”のスーツを着こなした19年ドラフト1位。内野のレギュラーを狙う将来の4番候補は、2月1日から始まる春季キャンプで「なんぼというのはないが、一番(練習を)やりたい。数は決めてないが…一番やりたい」。自ら“地獄キャンプ”を予告し、追い込んでいくプランを明かした。
現在は愛知県内のグラウンドを借り、友人などのサポートを受けながら自主トレを行っており「1日300~400スイングしている」と明かした。昨季は死球を受けて骨折し、1軍出場はゼロ。2年間でノーアーチだが周囲の期待は高く、新任の中村紀打撃コーチからも「(同コーチが3年目に打った8本の)2倍、3倍打ってもらわないと困ると言われた。20発は打ちたい」と腕まくりした。
185センチ、100キロ超えのひときわ目立つ体に、中学時代の友人らも興味津々。報道陣の撮影時には大注目を集めていた。