青森山田、6発圧勝で4大会連続決勝進出 丸山大和が頭で2発

スポーツ報知
前半26分、丸山大和(5)のゴールが決まり、歓喜する松木玖生(左)ら青森山田イレブン

◆第100回全国高校サッカー選手権 ▽準決勝 青森山田6-0高川学園(8日・国立競技場)

 準決勝が行われ、青森山田(青森)が高川学園(山口)に6―0で圧勝し、4大会連続での決勝進出を決めた。1点リードの前半26分にはDF丸山大和(3年)が頭で2点目。準優勝だった昨年度大会ではメンバーから外れた丸山が攻守に躍動し、3大会ぶりの大会制覇へ王手をかけた。

 ゴールまでの道筋がクッキリ見えていた。1―0で迎えた前半26分だ。左CKのチャンス。DF丸山は相手のマークを外すと、ファーサイドへ走った。一瞬の“エアポケット”が生まれフリーでヘディングシュートを放つと、ボールはゴールへ突き刺さった。

 4―0で迎えた後半40分には、左CKにニアサイドで頭で合わせて自身2点目。今度は相手DFに競り勝って、チーム5点目だ。4大会連続での決勝進出。3大会ぶりの大会制覇に王手をかけた。守備の要でもある丸山は「目標である3冠へ、あと1勝したい」と闘志をみなぎらせた。

 7日、長崎・国見を率いて選手権を6度制した長崎総合科学大付監督の小嶺忠敏さん(享年76)が亡くなった。この日の試合前、両チームが黙とうをささげるなか、黒田剛監督(51)も特別な思いを胸に抱いて祈りを捧げた。登別大谷高2年時、北海道で開催された全国高校総体を観戦した。「長崎からバスを運転されて北海道まで来たのを見た時にビックリした。その時からのあこがれがある。誰もが目指す監督像だと思う」。青森山田の監督就任後は自身もバスを運転して各地を転戦。名門・青森山田の礎を作ってきた。

 指揮官は「バスを運転して、青森から全国各地に行き始めたのも小嶺先生の影響。指導者として教育者として、本当に素晴らしいものを高校サッカーに根付かせてくれた。だからこそ、この死を無駄にしないように。小嶺先生の分まで、またはあの国見の全盛期のようなことを青森山田がその時代を担うぐらいの責任を持って、今後の大会以降もつなげていければ」と言葉に力を込めた。2大会連続で涙をのんだ決勝戦。10日の決勝で大津(熊本)に勝ち、小嶺監督の思いも引き継ぐ。(高橋 宏磁)

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