つじあやの「ここまで自分と向き合った作品は初」…「恋愛、結婚、出産、子育て」詰まった12年ぶりアルバム

スポーツ報知
つじあやの

 スタジオジブリの映画「猫の恩返し」(02年)の主題歌「風になる」で知られるシンガー・ソングライターつじあやの(44)が、6日の誕生日に新アルバム「HELLO WOMAN」をリリースした。

 「虹色の花咲きほこるとき」(10年)以来、約12年ぶりのオリジナルアルバム。15年4月に結婚、17年4月に第1子を出産(性別は非公表)し、母親としても奮闘中だが、今作は「恋愛、結婚、出産、子育て」をキーワードに自分自身と向き合い、12年間の変化を詰めた。

 「ここまで自分と向き合った作品は初めて。『風になる』は明るいイメージだけど、それだけじゃない。楽しいこと、悲しいこと、つらいこと、裏も表も経験して来ましたから」

 この10年、クリエイターとしての活動が多くを占めた。ハウス食品「北海道シチュー」の「シチューを食べよう」やカゴメ「野菜生活100」の「野菜生活のうた」、チョーヤ梅酒「ウメッシュ」の「Shiny Day」などのCM曲、キャンペーン曲を書き下ろし、その数は50以上。それが活動の幅を広げることにもつながった。

 「変な話、同業者の方に『あやのちゃん、まだビクター(と契約あるの)?』『アルバム出していないのに何で?』と言われたこともあった」と苦笑い。「今回、自分の作品が久しぶりでこうやって作るんやったな~、難しいもんやな~と悩んだりもしましたけど、音楽と向き合える時間のありがたさを感じました。仕事を頂き、こうしてアルバムを出せるのはうれしいこと。今も『つじあやの』としてやらせて頂けている。ありがたいですね」

 収録曲は全10曲。「風になる」を編曲した根岸孝旨氏とは、NHK Eテレアニメ「舞妓さんちのまかないさん」のOPテーマ「明日きっと」で再びタッグ。コトリンゴ、クラムボンのミト、Miliの葛西大和もアレンジャーとして参加した。

 4歳になる子供は「明日きっと」をきっかけに音楽を聴き始めたが、うれしい悩みができた。「アルバム1曲目の『アンティーク』がお気に入りで、次の曲が始まると1曲目のボタンを押しに行くんです。『アンティーク」をかけて、また『アンティーク』(笑い)。『お母さんの曲、全部好き』と言うけど、ずっと『アンティーク』。他の曲も聴いてほしいな(笑い)」

 99年にデビュー。キャリア20年以上を誇るが、この先も相棒のウクレレと共に地道に歩みを進めていく。(加茂 伸太郎)

 ◆つじあやの 1978年1月6日、京都府出身。44歳。99年ミニアルバム「君への気持ち」でメジャーデビュー。2004年初カバーアルバム「COVER GIRL」発売。4月16日に単独ライブ(2部制、ビルボードライブ東京)を行う。トレードマークはウクレレと眼鏡。

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