小嶺忠敏さん、入院中かすれ気味の声で大久保氏ねぎらうコメント…変わらぬ教え子への愛情

スポーツ報知
2001年1月、国見時代の大久保嘉人氏

 長崎・国見高サッカー部を率いて全国高校選手権を6度制した元監督の小嶺忠敏さんが7日午前4時24分、肝不全のため長崎市内の病院で死去した。76歳だった。情熱あふれる指導と猛練習で、70人以上のJリーガーを育てた名伯楽。開催中の第100回大会となる選手権で長崎総科大付高を率いる予定だったが、体調不良を理由にベンチ入りしていなかった。

 教え子の一人で、元日本代表の大久保嘉人氏の引退会見が行われた昨年11月22日。会見終了後、ねぎらいのコメントをもらおうと小嶺さんの携帯電話を鳴らすと「いま検査入院中なんです」と病院から折り返してくれた。

 かすれ気味の声で、体調が優れないことは電話越しでも感じ取れた。それでも大久保氏について「191ゴールは偉大。中学1年から私の所に来たけど、彼の夢というか、小さい体で目標達成へ前進した」とほめちぎった。さらには「(ラフプレーに関して)いろいろ言われているけど、高校時代はそんなことはまったくなかった。あんな素直な子はいない。ただ非常に負けず嫌いでファイトはあったね。気持ちの強さがあったから、最後までできたんだと思います」。わずか数分のやりとりだったが、大久保を語る声は弾んでいた。教え子を包み込むような愛情は十二分に伝わった。(サッカー担当・種村 亮)

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