◆ベルウッドブラボー(1月5日、中山10R・2歳オープン・リステッド=2着)
本来なら昨年末の朝日杯FSを走る予定だったが、追い切りでもたれる面がきつく本来の力を出し切れないと陣営が判断。G1出走を見合わせた経緯があった。それから約2週間での出走に半信半疑だったが、主導権を奪ってレースを引っ張り、直線もラスト50メートル付近まで先頭と見せ場十分の2着に好走した。
和田雄二調教師は「勝った馬は強かったですが、まっすぐ走れていたし、修正はできました」と手応えを感じていた。もともと未勝利、オープンのダリア賞を連勝して能力を示していたシルバーステート産駒。悪癖の解消を確認できた次回は積極的に狙える。(西山 智昭)