箱根駅伝圧勝の青学大の原晋監督が「パワフル世代」に温泉卒業旅行プレゼント

スポーツ報知
青学大・原監督

 第98回箱根駅伝(1月2、3日)で往復路を制し、総合新記録(10時間43分42秒)の完全優勝で2年ぶり6度目の栄冠に輝いた青学大の原晋監督は5日、飯田貴之主将、野川寛太主務ら4年生の選手、マネジャー計13人に温泉卒業旅行をプレゼントする考えを明かした。「コロナ禍の状況だけが心配だけど、頑張った4年生は温泉へ卒業旅行に行ってほしい。プレゼントしますよ」と笑顔で話した。

 「パワフル大作戦」を掲げて、2位の順大と平成以降で最大の10分51秒差をつける圧勝から2日。青学大は第99回箱根駅伝に向けて、3年生以下の新チームが早くも始動した。優勝メンバーは各自で軽めに走る一方で、惜しくも補欠に回った宮坂大器(3年)、横田俊吾(3年)、西久保遼(3年)、関口雄大(3年)、田中悠登(1年)らはスピード練習で迫力ある走りを見せた。

 新チームの3年生以下の選手に鋭い視線を送っていた原監督は、練習が終わると、一転、柔和な表情で、戦いを終えた4年生へ感謝の思いを明かした。

 「学生スポーツはやはり4年生が重要なんです。今季の4年生も主将の飯田を中心によく頑張りました」

 その上で、指揮官は感謝の気持ちとして「温泉卒業旅行」をプレゼントする考えを明かした。

 「コロナ禍で海外旅行は難しい。国内旅行でもコロナ禍の状況だけが心配だけど、3月頃に感染状況が落ち着いていれば、温泉にでも行って、仲間と4年間を語らい合ってほしい。私がプレゼントしますよ。どこの温泉がいいかな?」

 青学大は2015年の箱根駅伝で初優勝。その後、特異なキャラクターの原監督は一躍、時の人となり、テレビ出演や講演などの依頼が殺到し「売れっ子タレント」になった。16年以降、その収入の中から4年間、頑張った選手たちに卒業旅行をプレゼントしている。17、18、20年に卒業した世代には豪華ハワイ旅行をプレゼントした。

 昨年はコロナ禍のため、卒業旅行をプレゼントできなかったが、今年は旅行ができる状況であれば“復活”させたいつもりだ。感染状況によっては、ごく近場、あるいは、さみしいが少人数グループに分けての旅行なども検討するという。

 青学大では原監督が箱根駅伝に向けて発令する作戦名が、その年度の4年生世代の愛称となる。つまり、今年度の4年生は「パワフル世代」。野川主務は「感謝です。卒業旅行が実現すれば本当にうれしい」と笑顔で話した。原監督は感染状況が落ち着き、飯田主将、野川主務らがパワフル?に温泉につかることを願っている。

 ◇青学大 15年以降の箱根駅伝の成績、大作戦、主な4年生、原監督による卒業旅行プレゼント

15年 優勝 ワクワク大作戦 藤川拓也、高橋宗司 なし

16年 優勝 ハッピー大作戦 神野大地、久保田和真 静岡・熱海

17年 優勝 サンキュー大作戦 安藤悠哉、一色恭志 ハワイ

18年 優勝 ハーモニー大作戦 田村和希、下田裕太 ハワイ

19年 2位 ゴーゴー大作戦 森田歩希、小野田勇次 グアム

20年 優勝 やっぱり大作戦 鈴木塁人、吉田祐也 ハワイ

21年 4位 絆大作戦 神林勇太、吉田圭太 なし

22年 優勝 パワフル大作戦 飯田貴之、高橋勇輝 国内温泉?

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