箱根駅伝圧勝の青学大が早くも新チーム始動 メンバー外の宮坂大器らが激走

スポーツ報知
箱根駅伝圧勝の青学大は新チームが始動。宮坂(先頭)、横田(2番目)らが迫力ある走りを見せた

 第98回箱根駅伝(1月2、3日)で往復路を制し、総合新記録(10時間43分42秒)の完全優勝で2年ぶり6度目の栄冠に輝いた青学大は5日、3年生以下の新チームが早くも始動した。相模原市の青学大相模原キャンパスで、箱根駅伝優勝メンバーは各自で軽めに走る一方で、惜しくも補欠に回った宮坂大器(3年)、横田俊吾(3年)、西久保遼(3年)、関口雄大(3年)、田中悠登(1年)らはトラックでスピード練習を行った。

 「パワフル大作戦」を掲げて、1月2日と3日に東京―箱根間を“史上最速”で走って往復した青学大。その翌日の4日だけはチーム練習が休みだった。優勝メンバーは日本テレビなどの番組に出演。メンバーから外れた選手は各自で走り、この日の新チーム初練習に備えた。関口は3区、宮坂は7区、西久保は8区の登録から当日変更で出番なしに。横田と田中は補欠登録のまま出番が回ってこなかった。それでも、決して腐ることなく、この日、迫力ある激走を見せた。

 「中村唯翔(9区区間新記録)や中倉啓敦(10区区間新記録)と遜色ない。復路であれば区間賞を取ったでしょう。区間新記録を出したかもしれない」。練習を見守った原晋監督はうなずきながら話した。

 宮坂、横田、西久保は、2区7位のエース近藤幸太郎(3年)、4区3位の飯田貴之主将(4年)とともに2024年パリ五輪マラソン代表選考会(MGC、23年秋)の出場権獲得を目指して別府大分毎日マラソン(2月6日)に出場する。「補欠に回った3人は気合いが入っている。楽しみです」と指揮官は笑顔で話した。

 1万メートルでチーム内4番目の28分28秒97の自己ベストを持ちながら16人の登録メンバーから外れたスピードランナー小原響(2年)らも元気な走りを見せた。

 ただ、その一方でスピード練習についていけず、遅れる選手も2~3人いた。青学大の選手寮では1年に2度、箱根駅伝復路が終わった1月3日と、1月下旬の4年生を送る会が行われる日だけ、20歳以上の選手は酒を飲むことができる。原監督は練習で遅れた選手に対し「羽目を外し過ぎたか? うれしいのは分かるが、その中でも自己管理はしっかりしなければいけない。個人のトラックレースならまだいいが、そんな選手は駅伝では使えない」と2022年“初カミナリ”を落とした。

 第98回箱根駅伝で2位の順大と平成以降で最大の10分51秒差をつけて圧勝したが、いざ、新チームの練習が始まれば雰囲気はピリッと引き締まり、油断なし。第99回箱根駅伝に向けて、青学大は「パワフル」に走り出した。

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