【箱根駅伝】駒大2年連続の逆転優勝ならず3位 8区で鈴木が誤算18位「また痛めちゃったんだよな…」

スポーツ報知
8区、富士山を背に力走する駒大の鈴木(左)と順大の津田(カメラ・相川 和寛)

◆第98回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)

 前回王者の駒大は故障明けのエース格・鈴木芽吹(2年)が8区18位と失速。復路9位と苦しみ、優勝した青学大に大差をつけられ、3位に終わった。

 2連覇への道は険しかった。駒大は当日変更で4人を投入して逆転へ勝負をかけたが、白鳥が7区10位、鈴木が8区18位と伸びず、青学大との差はみるみる開いた。大八木弘明監督(63)は「流れをしっかりつくれなかった。私の采配ミス」。復路9位に終わり、総合3位に踏みとどまるのがやっとだった。

 難しい見極めだった。昨年の日本選手権1万メートル3位の鈴木が右大腿(たい)骨疲労骨折から復帰。9月から11月中旬まで走れなかったが、水泳などで心肺機能を鍛えた。練習再開後は潜在能力の高さも手伝って、復路で役割を果たせると判断。しかし、指揮官は「また痛めちゃったんだよな…」と、鈴木は8区15キロ地点で同じ箇所に違和感。残り6・4キロは大幅にペースを落とし、4つ順位を下げて歩くようにタスキをつないだ。

 トップの青学大と3分28秒差の3位で往路を終え、前回に続く逆転Vを目指した攻めの布陣だった。結果的に11分15秒の大差をつけられたが、今大会の最上級生は6区6位の佃康平のみの起用で、残りは2、3年生。指揮官は「よく走った選手も納得いかない選手もいるが、初出場も多い。そのへんも含めて、来年につなげたい」。藤色のタスキには、常勝しか似合わない。(太田 涼)

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請