年末ハンセン乱入40周年と重なったさようならジャイアント馬場バル…金曜8時のプロレスコラム

「ジャイアント馬場バル」に飾られている「世界最強タッグ決定リーグ戦」のポスター
「ジャイアント馬場バル」に飾られている「世界最強タッグ決定リーグ戦」のポスター

 世界の巨人・ジャイアント馬場さん(1999年に61歳で没)をモチーフにした酒場「ジャイアント馬場バル」(東京・港区新橋、SL広場から徒歩2分)が来年1月31日の馬場さんの23回目の命日に閉店することになった。

 コロナ禍でなかなか行けず、ようやく馬場さんの親族でオーナーのH.J.T Production緒方公俊代表に予約をとってもらい、名物の16文ハンバーグ(700グラム、2880円)を食べた直後の発表に驚かされた。店内には馬場さんの等身大フィギュア、ガウン、チャンピオンベルトなど馬場さんゆかりの品が飾られているほか、大型モニターで昭和の全日本プロレスの名勝負映像が流されている。

 やはり年末は、「世界最強タッグ決定リーグ戦」がよく似合う。前身の「世界オープンタッグ選手権」での「ブッチャー、フォークです!」の名実況(1977年12月15日、東京・蔵前国技館でのザ・ファンクスVSブッチャー&シーク)、そしてちょうど40年前の「あっ、ハンセンですよ!」(1981年12月13日、蔵前でのブロディ&スヌーカVSザ・ファンクスでスタン・ハンセンが乱入)の2大最終戦が今でも鮮烈によみがえる。

 店内をよく見ると、この両大会のポスターが飾られている。世界オープンタッグ選手権のポスターには「史上空前 世界最強タッグ決定!」と翌年からの改称へつながる文言がしっかり書かれていたのは、新発見だった。ハンセン乱入大会のポスターにはもちろんハンセンの写真はないが、その隣にはハンセン&ブロディのミラクルパワーコンビが出場した1984年のポスター(12月12日・横浜文化体育館)があり、歴史を追っている。

 馬場バルでは、1月中は「10カウントセール」として、通常2000円の飲み放題が880円になる。「ありがとうジャイアント馬場バルトークショー」と題して、1月19日には渕正信、和田京平名誉レフェリー、木原文人リングアナウンサー、1月30日には、徳光和夫アナウンサー、グレート小鹿が登場する(ともに食事、飲み放題付き1万円)。

 私ごとながら、5年間、書き続けたこのコラムも今回が千秋楽。続きは馬場バル、そして酒場がある限り、どこかでお会いできるかもしれません。ごきげんよう、さようなら。(酒井 隆之)

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