「高い」「速い」「美しい」陸上とはひと味違う“非日常”…担当記者が語る冬季五輪の魅力

スノーボード女子・鬼塚雅
スノーボード女子・鬼塚雅

 北京冬季五輪が2月4日に開幕する。氷上と雪上には、陸上とはひと味違うビックリが詰まっている。

 冬競技の印象を総じて表現するなら「高い」「速い」「美しい」。スピード感とダイナミックさこそ、冬季五輪の魅力といえる。

 高所から宙に飛び出し100メートル先に着地するジャンプ競技は、非日常感の極み。人間は空を飛べるかも―と錯覚してしまう。アルペンスキーは時速100キロを超える猛スピードで雪山を下りてくる。どれもこれも超人的だ。

 前回の平昌五輪を一緒に取材した後輩記者に「何が一番面白かった?」と聞くと「スノーボードのビッグエアです」と即答された。30メートル以上の高さから急斜面を滑降し、観客が真上を見上げる格好になるほどの上空で技を繰り出す。なんてド派手で魅力的だ。

 冬季五輪の花といえば、フィギュアスケート。五輪ならではの張り詰めた空気がリンクを覆う。演技直前の選手名のコールの瞬間、見ている者に緊張のピークが訪れる。吐きそうなくらいにドキドキしたまま、選手がプログラムに込めた思いを味わい尽くそう。

感動を呼んだ平昌!銀メダルのイ・サンファ(左)と歓声に応える金メダルの小平奈緒
感動を呼んだ平昌!銀メダルのイ・サンファ(左)と歓声に応える金メダルの小平奈緒

 東京五輪は33競技339種目が実施された。あれもこれもと連日連夜、夏季五輪はとにかく忙しい。それに比べて北京五輪は7競技。種目数は冬季五輪史上最多ながら、109種目。東京の3分の1だ。テレビの前で腰を据えて観戦できる。一つの競技をとことん味わい尽くすことができる。

 北京五輪では、ノルディックスキーのジャンプ混合団体など計7種目が新たに採用された。日本が盛り上がりを見せる団体種目が増えたことも、楽しみの一つだ。

(五輪キャップ・高木 恵)

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