宇野昌磨「ゆづ君だったり、優真君の演技を見て、自分に足りないものをすごい痛感して」…全日本選手権男子フリー終え一問一答

スポーツ報知
男子フリーで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

◇北京五輪代表選考会・全日本選手権 男子フリー(12月26日、さいたまスーパーアリーナ)

 ショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)は「ボレロ」の壮大な音楽に乗り、4回転ループ、4回転サルコー、4回転フリップ、後半にも4回転トウループを降り、4回転は5本中4本を着氷してみせた。18日に右足首を負傷。痛みと不安入り交じる中、最後まで戦い抜き、193・94点の合計295・82点。ISU(国際スケート連盟)非公認ながら、自己ベストをマークし、準優勝。2大会連続の五輪出場も決めた。フリー後の宇野の一問一答は以下の通り。

▶男子総合順位

①羽生結弦(ANA) 322・36点(SP111・31点、フリー211・05点)

②宇野昌磨(トヨタ自動車) 295・82点(SP101・88点、フリー193・94点)

③鍵山優真(オリエンタルバイオ/星槎) 292・41点(SP95・15点、フリー197・26点)

④三浦佳生(目黒日本大学高等学校) 276・16点(92・81点、183・35点)

 ―フリー振り返ってみて

 「頑張ったと思います。えー、結構やっぱ、思っていたより自分のジャンプの状態っていうのが戻り切らなかったので。まあ、どうなるかなって結構、1個失敗したら流れるように失敗しそうだなあっていう気持ちはあったんですけど、それでもやっぱ、あの1週間前まで練習してきた自分っていうのがちゃんとそこにあったからこそ、あれだけの失敗で抑えられたのかなと思います」

 ―五輪選考会での4回転4種類5本の挑戦については

 「いや、多分見てる方もあのー、思っていると思いますし、自分も思ってますけど、決して僕の構成は挑戦なんかではなく。そのー、もうこれが僕にとってのベースではありますし、まあそして、多分みなさん、僕の挑戦というよりも羽生選手の挑戦の方が期待されてると思うんで、そこには何も自分の演技、自分の挑戦には何も感じてません」

 ―今後4回転4種類5本を満足いく結果として迎え入れるために何が必要か

 「僕が今大会で必要だと思ったのは、もちろんこの構成をベースに、その羽生選手だったり、優真君のようにGOEでプラスがもらえるジャンプを跳ばなければいけない。それには、どういう入りだったり、まあ着氷のあとだったり、そこで自分なりのアレンジを何かしなければいけないなってショート終わったとき思いましたし、また、スケーティングの面でも、なんかやっぱり僕は何かが苦手って言うものはあまりないですけど、自分の武器となるものっていうのは、あまり強く持っていないかなと思うので。そういったものを表現力、スケーティングの面で何か見つけなければいけないなっていうのは今大会感じました」

 

 ―ステファン・ランビエル・コーチからはどんな言葉かけられた?

 「えーっと、まあ6分間最後のループでちょっと足をひねっていたみたいで。あのー、再び自分の名前がコールされる前に、氷上に乗った時に、ちょっと痛みっていうのがあったので、どうなるかなって。それをステファンコーチにも言ったんですけど、『大丈夫』ってまあ言われて。僕も別に痛いからといって、そこで何が変わるわけでもなく、そのー、辞めていい理由、失敗して良い理由にもなるわけではないので。まあどうしたら跳べるかなってことだけを考えて、足が痛いなら、今まで足が痛い時も練習してきたことがあったので、どうしてどうやってその日を乗り切ったかっていうことをいろいろ考えて、すごく冷静にフリープログラムを滑ってはいたかなと思います」

 ▽以下、代表会見

 ―五輪代表に選ばれての感想

 「五輪代表選手に選ばれて、今はうれしく思います。五輪代表に選ばれたことはすごくうれしいんですけども、今の率直な気持ちとしては、この全日本選手権という舞台で、ゆづ君だったり、優真君の演技を見て、自分に足りないものをすごい痛感して。一刻も早く練習をしたい、その気持ちがすごい一番前に出ています。次の試合がおそらく五輪になる可能性が高いですけど、五輪という舞台をいい演技をする舞台ではなく、成長できる舞台にできたら、と思っています」

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