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宇野昌磨 一夜明け会見も語録満載…全日本選手権の激闘終え一問一答ノーカット掲載

エキシビションで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
エキシビションで演技する宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

◇北京五輪代表選考会・全日本選手権 一夜明け(12月27日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子で2位に入り2大会連続となる五輪代表に内定した宇野昌磨(トヨタ自動車)が、オンラインでの一夜明け会見に臨んだ。銀メダルを獲得した前回平昌五輪後、一時は不調に陥り再び日本代表のジャージーに袖を通す姿は「想像していなかった」と素直に語った。大会直前に右足を負傷しながらも気持ちで代表権をつかみ取り、北京のリンクでは更なる成長した姿で舞う。

 ―4年前の一夜明けと比べて、気持ちは

 「ん~~~~~~。そうですね…。まぁ4年前は、ただただ全日本選手権の内容が悔しかったていうところが、強かったかなと思いますけど、まあ今回はその、全く自分の演技に満足しているとかそういった心境はないんですけど、一刻も早く帰って日常に戻り、足を治して早く練習したいっていう気持ちです」

―今後の調整場所は

 「あー、まだ確定ではないんですけど。その、この今の状況(コロナ禍)って言うのが、結構そこも大変ではあるので。うん。確実に、その不安要素なく調整するためにも日本が濃厚かなとは考えてはいます」

―五輪に向けて

 「ん~いや、普通に、まぁ、どんな、どういう心境になるかは正直、今は全くわからなくて。もしかしたら緊張すごくするかもしれないし、すごい楽しいかもしれないですし、何も、1度目と一緒で、その何も不安も緊張もないかもしれないですけど、なんかわからないですけど、そんなんでも自分はいいかなと思ってます」

―今シーズン、『もう一回世界のトップで戦える選手に』と。今自分はトップにいないと思ったのはいつぐらい

 「ああ~、1昨年、去年とかですかね。うん。まあ、1番痛感したのは去年ですかね」

―どういう試合とかは

 「まあ世界選手権…まあ試合の数が少なかったところはあるんですけど、そのまあ、最後の世界選手権に出た時に、まあ何度もその成績が落ちていたのは自覚していたんですけど、あのう、世界選手権出た時に、結構自分の中でも『まあ頑張ったかな』って思える演技したんですけれども、それでも表彰台のれなかったですし。なんか、あのぉ、数年…ここ数年は、結果とよりも、そのスケート人生を残り楽しめたらいいなって言う思いでやっていたんですけど、まぁなんか、あの(鍵山)優真君とか佐藤駿君とか、今回の三浦佳生君のような後輩のスケーターがたくさん出てくる姿を見て、んでそんな凄い選手たちが、『憧れている』『尊敬している』と言っていただける。そんな言葉を聞いて、なんか…まあ恥ずかしいまでは正直思わなかったですけど、まあそれに近い心境というか。もっとなんか、『誇れる先輩で』っていうか『誇れる選手でいたいな』って。でたぶんこのままだったら僕、どこまでも置いてかれるなって正直思ったので。うん、僕も、まぁせめて横を一緒に走れる選手でいたい、と思ったところがきっかけだったかなと思います」 

 

―グランプリファイナル中止になって、北京でぶつける意気込みは

 「ん~、僕は、もっと、さきの自分っていうのをイメージというか、自分の成長がどこまでするか、そしてどれぐらいかかるかっていうのは正直自分でもわからないんですけれども、今僕に出来ていないこと、できそうなことっていうのはだいたい自分の中でも把握しているので。まあその過程にきっと、オリンピックという舞台がやってくるとは考えているんですけれども、オリンピックで『どうしてもこういう演技をしたい』『この順位に行きたい』っていう具体的なものは全くなく、その自分の成長過程を、オリンピックという舞台で見せられたらなと考えています」

―以前、スケート靴を柔らかくしたことで今シーズンのジャンプに良い影響が出たと。昨年からブレードを変えてどのような影響が

 「え~っと、いつからだったかなぁ…去年だったかな。まあ正確な月はわからないんですけど、あの僕は、靴の寿命が結構短かったっていたのもあり、そのエッジだけでも、ずっと同じものを使えたら少しでも感覚のズレっていうのは減るのかなっていう。そして僕はエッジが結構曲がることも多かったので、曲がらないエッジがあるっていうのも、自分の魅力の1つかなって、そのエッジの魅力の1つかなと思ったので、使うことがきっかけになって。結構、あのぉ、エッジは全く問題ないことが多かったので、それからそのまま使わせていただいてます」

―感触としてはずっと使ってると結構いい感じ

 「そうですね。あのぉ、もちろんですかそうですね。あの、もちろん前のエッジでやってって言われても全然できるぐらいの感覚のズレではあるんですけど、ただ、曲がらないっていう安心感、そのエッジにズレはない、問題はない、そういう確信があるだけで、それ以外のところに疑問を持てる。だから靴、エッジではなく靴に問題があるんだなあっていうのを知ることができた。だからこそ、靴をこれだけ詰めて調整することができた。1つずつですけど、そのいろんな環境、道具っていうのを揃えていって、どこに問題があるのかどこが違うのかっていうのが、あの少しずつ浮き彫りになっていったのが今年よかったところかなと思うんですけど、それでもまだあの、今年から始めたことなので、あのまだまだ分からないことがたくさんあるんですけど、でもやっと兆しが見えたかなっていうのはあります」

―2年前グランプリシリーズの時に涙。落ちている時期から比べると、今代表ジャージを着ている姿というのは

 「ん~、想像をしてなかったっていう言葉が一番近いかなと思います。そのぉ、自分の実力っていうのはその、そこまで低く見積もっているつもりは無かったですし、ただ、もしあの状態のままオリンピックに出たとしても、絶対に表彰台に乗るような選手ではなかったかなって言うのも自覚してます。あ~のぉ、その時の自分は、まあいろんなこともあり、『スケートを楽しみたい』そういう気持ちでやっていた。もちろんそれもいい、1つの答えだと思うんですけど、それでもやっぱ僕はなんか成長したい、うまくなってる自分が1番好き、そう思えたので。その2年間で。今こうやって、もうあの今取材を受けてますけど、早く帰って練習したいなっていう気持ちでいます」

―今はオリンピックの表彰台にいけるという自信を持っている

 「う~ん、いやそれは運だと思いますよ(笑い)。あの、だって、見てみたらわかると思うんですけど、これだけのジャンプの皆さんの向上からすると、もうその時に、誰がノーミスするか、誰がいい演技するかだと思うんですよ。本当に1位も2位も3位も正直、想像がつかない。あの、少しずつの成功率のよさだったり、いろんな出来栄えの差はあれど、4回転ジャンプ少し乱れるだけで5点ほどマイナスされたり、もう転んだら10点なくなってしまうっていうことも考えると、本当に誰がどうなるか、オリンピックという舞台だからこそなおさらどうなるかわからないっていうのは、自分でもわかっていますし、僕はでも、オリンピックという舞台で、今年イチ最悪な演技をしても、それを受け入れる覚悟を持ってしています。それでも、あの成長できる選択をしたいと考えています」

―今季、すごく明るい表情が多い。エマちゃんとトロちゃんとすごしている日々がいい影響を?

 「あぁ、まあ、僕、表情明るいですかね? なんか1年前とか2年前に比べると、皆さんの公の場で笑顔になる機会って、まあちょっと減ったかなっていう勝手な自分の印象ではあるんですけど、まあそれだけそのスケートにすごく真剣で、その、そのなかで自然とでる笑顔っていうのは多分あると思うんですけど、なんか自分の緊張をほぐす為に笑顔になるとかもう今は全くやっていないので。まあ僕が、本当にステファンと話して自然と出た笑顔とかもあるんですけど、まあそれでもなんか日常とかでも、結構まあしゃべらない方ではありましたし。そのワンちゃんとかも、結構苦手だったんですけど、今ではすごい可愛いって本当に思いますし、なんか…年々、僕自分が人間らしくなってるっていうのは正直感じます」

―目標達成するに向けて練習のアプローチを変えたり、スケートに取り組む姿勢を変えたりとかは

 「今後ってことですか?」

―今後でもこれまででも

 「え~、これまでだと、もうあの結構スケートのことばかり考えて生活することが本当に多くなりましたね。結構リフレッシュも大事というか、まあそれがリフレッシュになってるかは分かんないんですけど、あのぉ、日常生活で僕はいろいろゲームしたり、まあいろんなことをしている上で、スケートしてないときはあんまりスケートのことをっていうのは考えないことが多かったんですけど。もちろん自分の生活っていうのはスケート中心に回って入ったんですけど、今ではそのどんな出来事をもあのまあ、スケートにどう影響するかっていうことを自然と考えるようになりましたし、ただ、その中で思い詰めすぎるとやはりその、自分のやらなきゃいけない、『頑張らなきゃいけない』っていうものにはしたくなくて。『頑張りたい』でやっぱりいたいなって思っているので。そこのコントロールを1番今気をつけてていますね。で、まあこれからやって行きたいって思っていることは、これまでとまあ根本は変わらないんですけど、その練習の内容としては、なんか…ようやくこのフリープログラムっていうのが自分の、その自分らしくなってきたかなと思うので。ここからは、まああの完成度も上げていきたいですし、まあ少しなんか余裕ができたらジャンプの前に何か入れる、ジャンプの後に何かステップ入れるなどして、表現という面でもなんか自分の武器になるようなものを練習していけたらなって思っています」

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