宇野昌磨、2度目の五輪へ「自分の成長過程を見せられたら」

スポーツ報知
エキシビションで演技する宇野昌磨

 フィギュアスケートの22年北京五輪代表選考を兼ねた全日本選手権から一夜明けた27日、代表に選ばれた選手がオンラインで取材に応じ、決意を語った。26日の男子フリーでは宇野昌磨(24)=トヨタ自動車=が193・94点、合計295・82点で準優勝。銀メダルを獲得した18年平昌五輪に続き、2大会連続出場を決めた。27日、さいたまスーパーアリーナで全日本選手権の上位者、北京五輪代表によるエキシビションが行われた。

 宇野の向上心がふつふつ湧き上がっている。五輪代表を決めた全日本から一夜明け、もう喜びに浸ることはない。「一刻も早く帰って日常に戻り、早く練習したい」。北京五輪は「自分の成長過程を見せられたら」と4年間、必死に積み上げてきたものを示す場で、決してメダルに強いこだわりはない。2018年平昌五輪での銀メダル獲得後、紆余(うよ)曲折しながら成長してきた最高の自分を演じる。

 今回の全日本は、自分を強くした大会となった。直前の18日に右足首を負傷した。痛みと不安が交錯する中、国際スケート連盟非公認ながらも、自己ベストを更新する演技で2大会連続の五輪を決めた。「頑張ったと思います。練習してきた自分がちゃんとそこにあった」。努力した日々が結果となって形になった。

 「ボレロ」の壮大な音楽に乗り、4回転ループ、4回転サルコー、4回転フリップ、後半にも4回転トウループを決め、組み込んだ4回転ジャンプは5本中4本着氷。「自分の代名詞にしたい」と語っていた、このフリーも「ようやく自分らしくなってきたかな」と、徐々に理想に近づいている。

 羽生、鍵山から新たな刺激も受けた。2人は高い加点を得られるジャンプを武器とする。宇野自身もさらなる高得点を目指し、「少し余裕ができたら、ジャンプの前に何か入れる、ジャンプの後に何かステップを入れるなどして、表現という面でも自分の武器になるようなものを練習していけたら」と貪欲だ。五輪までの残りわずかな時間も進化し続ける。(小林 玲花)

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