月桂冠、似合ってます! 女王の貫禄出てきたと評判の坂本花織…全日本選手権女子フリー終えて一問一答

スポーツ報知
坂本花織 

◇北京五輪代表選考会・全日本選手権 一夜明け(12月27日、さいたまスーパーアリーナ) 

 18年大会以来3年ぶり、2度目の優勝で2大会連続の五輪を決めた坂本花織(シスメックス)は、自身2回目となる五輪の舞台で、前回大会6位だった“自分超え”を宣言。4歳から厳しく、時には愛を持って指導してくれた中野園子コーチへの思いも明かした。以下、女子フリー終え一問一答全文。

▶女子総合順位

①坂本花織(シスメックス)234・06点(SP79・23点、フリー154・83点)

②樋口新葉(明大)    221・78点(SP74・66点、フリー147・12点)

③河辺愛菜(木下アカデミー)209・65点(SP74・27点、フリー135・38点)

④三原舞依(シスメックス) 206・86点(SP73・66点、フリー133・20点)

⑤宮原知子(木下グループ) 206・51点(SP73・76点、フリー132・75点)

 ―表彰台の目標は変わらず?

 「そうですね、まあ、なんだろうなあ。うーん、なんか大きめの目標だと、やっぱり、平昌五輪の点数と順位よりも上に行くっていうのを目標にしていて、それよりさらに絞ると、表彰台に上がりたいって気持ちがあります」

 ―技術で伸ばしたいこと

 「うーん。技術的にはスピンでのGOE(出来栄え点)がなかなかやっぱり、いつも1とか2とかしかつかないので、もうちょっと、やっぱり、ジャンプ並に稼げたらいいなって思っています」

 ―中野園子先生の存在

 「うーん、中野先生はやっぱり、4歳の頃から見てもらっていた先生なので、やっぱり自分より、自分のこと分かっている先生なので。なんか、試合でダメなときのパターンとかも全部把握しているし、これはいけるなっていうときの感じも分かってはるので。なんか、先生いなかったらほんとにここまで来れていなかったなと思います」

 ―一番心に残っているやり取りは?

 「うーん。印象深い。なんだろな~。なんだろな~。うーん。まあほんと最近で言えば、今回の全日本前の練習とかだと、『代表発表のたくさんの選手が集まった中で、自分の名前が呼ばれなくていいの?』っていう、言われ方をして、まあ確かに、そういう状況は絶対に嫌だなって。それで結構全日本まで頑張れたってう感じです」

 ―成績落ち込んだ時期を振り返って

 「なんか練習の時点で、『これくらいで大丈夫だ』って思ってしまってたのがダメで。『これくらいでいいや』っていう思えるほど自分はそんな天才じゃないなと思って。うーん。そんな、今思えば練習を積んで、無駄になることはほんとに一つもないし、うーん。なんか、何を思ってそんなに満足というか、これだけでいいんだと思っていたんだろうと思うくらい、なんか追い込んだ練習ができてなかったのが2年前。調子が落ちた原因かなと思います」

 ―それから走り込みもした

 「なんかその後、その次のシーズンはほんとにトレーニングがきつかったりとか、日々の練習ほんとにきつくて。もうなんか、毎日、『練習疲れた~』とか『もういつまでこの練習続くんだ』と思うくらい辛い日々が続いてたんですけど。なんかでも、試合で結構笑って終われたときは、『あの苦しさがあったからこそ、今こうやって笑っていけるんだな』っていうのをすごく感じて。そこからは、もうなんか、追い込めば追い込むほど、やっぱり自分の満足した結果が出せるんだなとすごく分かってきたなと思います」

 ―今回の走り込みは?

 「えーっと、さいたまスーパーアリーナを6周。30分弱くらいです」

 ―4年前と違って日本女子のエースとして五輪に挑む

 「うーん、特に自分がエースって思ったことは全くなくって。そのー、なんだろう。本当に選ばれた3人は横並びだと思っているので、その自分が引っ張っていこうとかっていうの、全く思っていなくて。まあでも、うーん。初めての舞台でみんな緊張、自分も含めて、みんな緊張すると思うので、ちょっとでもその場をなごませれたらいいなと思いながら。まあ、そのリラックスして、いつも通りの演技がちゃんと五輪の舞台で出来るように自分もしていけたらいいなと思ってます」

 ―天才とは違うと。満足している自分がいったってことだが、何があってそんなに勘違いがあった?

 「シニアに上がってからの2年間で、平昌五輪に1年目出て、2年目はファイナルと世界選手権と、GPの表彰台と、全日本の優勝とって、自分の中で目標にしてたことが全部かなってしまって、ほんとになんか燃え尽きてしまって。それでなんか、なんだろな。曲かけの通しの練習とかも、あんまりはまらなかったりしても、『まだ大丈夫だろう』とか思ったり。普段の練習で跳べてるから大丈夫って勝手に思い込んで、結局、試合でダメだったっていうのが続いた3年目だったので。なんか、伸びすぎてしまったのと、なんか謎に、なんか足りてない練習で満足をしていた自分が、まあそういう原因かなと思います」

 ―もう1回、前を向いて目指したものは?

 「目標設定をしたというか。その3年目のときの成績の悪さというか、悔しさがもう全然忘れられなくて。『もう絶対次のシーズン、こんな思いは絶対したくない』と思いながら、やろうと思ったときにコロナが来て。1か月半の自粛があって、滑ることできないからじゃあトレーニングをしようってなって。トレーニングはほんときつかたんですけど、なんだろな。やっぱりみんな滑れてない状況は同じだったので、その滑り出してから、1つ頭出るためには、今踏ん張り時なやと思いながら、ずっとトレーニングして。それがやっぱ結果として表れて、その達成感味わえたことによって、『頑張れば結果はほんとについてくるんだ』っていうのをほんと実感して、今シーズンもそのまま過ごしている感じです」

 ―今季フリーは新しいプログラムをやるか悩んだ。判断に怖さあった?

 「うーん、怖さは正直結構あったんですけど。あるアイスショーの時に、まあプロのスケーターに『迷っているんですけど、どうしたらいいですか?』っていう質問したときに、『やってみてダメだったら別に変えればいいし、やって損はないと思う』って言われたときに、思い切ってやろうとすごく思って。それで、(今季初戦の)げんさんサマーカップでピアノレッスンやったんですけど、まあその時点でもう140点台が出て。まあ結構ほぼパーフェクトにやり切ってのその点数だったので、なんだろうな。うーん。前の自分をもう1回やっているみたいで、ちょっと違ったっていう感じがしたので、やっぱり新しいのでもっと上を目指して行きたいなと覚悟を決めてからは、怖さは吹っ飛びました」

 ―プロのスケーターとは?

 「荒川さんです」

 ―同学年・樋口新葉の印象

 「まあノービスの時に、まあノービスのAで一緒に全日本ノービスで表彰台に上がって。なんかその頃からほんとになんか強気であふれている子がいるなってすごく感じていて。ほんとその通り、ジュニアに上がっても、その迫力は変わらずに。なんか最初はすごい新葉は、もう全然、自分とは全然違うレベルのところにいる感じがしてたんですけど、なんかシニアに上がってからだいぶ、新葉に追いつけるようになったなってすごく感じます」

 ―ノービスの時あんまり喋ってなかった?

 「えーっと、ノービスのときはほとんど喋ったことがないけど、なんか連絡先は知ってるみたいな感じで。うーん、特になんか今みたいに、雑談するほどの仲ではなくて、でもジュニアのときに、中2の時に初めて世界ジュニアに出て、そのときからだいぶ、なんだろ。まあ同級生として雑談がちょとずつできるようになって、そこからは、やっぱり、うーん。なんだろ。ちょっとずつ、まあ普段の生活でも会話するようになるくらいの仲にはなってきたかなと思います」

 ―籠谷歩未さんの存在は自分にとって

 「ええー。なんか、あゆはほんと小中高一緒の学校行って、家も近所で、ほんとに家族みたいな存在で。その子がずっとほんとに必死に頑張って、勉強も頑張って、スケートも頑張って、やっとその努力が報われてほんとにうれしい気持ちでいっぱいだし、もっともっとあゆとなんだろ。いろんな大会に出たいなって気持ちがすごくあります」

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