広島2022年バズり予報1… ポスト鈴木誠也は30兆円企業トップ御前で熱唱したメンタルモンスター!?

中村健人
中村健人

 スポーツ報知の記者が2022年に各界でブレイクしそう、バズりそうな選手、芸能人を紹介する企画「2022年スバリ!バズり予報」。畑中祐司記者編です。

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 いきなりのむちゃぶりに応じるのは、そう簡単なことではない。しかも、それが雲の上のような存在からであれば、なおさらだ。広島からドラフト3位指名で入団した中村健人外野手は、それを完璧にやってのけた。

 ドラフト会議2日後、中村健は、在籍するトヨタ自動車の「トヨタイムズ放送部」配信番組に生出演した。そのオンエア中に「声がいい? カラオケうまいのかな?」とコメントが寄せられた。言葉の主は、年間売り上げ30兆円の超巨大企業である同社の豊田章男社長だった。自身のセールスポイントに「筋肉からもたらされる打撃」に加え、チームを鼓舞する「声」を挙げていた。「無理しなくていいよ」というMCの気遣いもどこ吹く風。「いきます!」と立ち上がり、堂々と玉置浩二の「田園」を歌い上げた。

 好きな歌手は「YOASOBI」だという。「最初は頭にYOASOBIとかが浮かんだんですけど(候補から)どかしてどかして、おじさまたちにウケる曲を、ということで。声が低いので、モノマネ用で練習していたので」。慶大の大先輩でもある豊田社長に向けて瞬時に選び出した1曲で満足させた。

 強心臓から来る勝負強さは、本業でも存分に発揮する。都市対抗東海地区第3代表決定戦では、4番として本大会出場を決める満塁本塁打を放った。今季、主砲の鈴木誠のメジャー移籍が濃厚だけに、右の強打者はチームの最重要課題だ。「枠を争う1人であるとは認識しているので、先頭に立って争っていきたい思いでいっぱいです」

 トヨタ自動車時代には野球部の伝統だという「お笑い担当」にも選ばれた“元気印”。昨季は同社のエースだった栗林が絶対的守護神として新人王を獲得。その“失敗しない男”に続き、今季は背番号50の“鋼のハートを持つ男”から目が離せない。(広島担当・畑中 祐司)

 ※「広島2022年スバリ!バズり予報」第2弾は1月3日午前11時に配信予定です。

 ◆中村 健人(なかむら・けんと)1997年5月21日、名古屋市生まれ、24歳。小学2年から野球を始める。中京大中京では1年夏からベンチ入り。3年夏に甲子園出場。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、3年秋には明大・森下(現広島)から本塁打を放つなど5本塁打。トヨタ自動車では主に4番を務めた。身長183センチ、体重90キロ。右投右打。

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