井上尚弥、来年は4団体統一と4階級制覇両にらみも「カシメロ自体に興味はない」

スポーツ報知
WOWOWのボクシング番組収録に参加した井上尚弥

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級(53・5キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)が26日、WBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)に対し「興味はない」と突き放した。

 あす27日午後10時からWOWOWライブで配信される「エキサイトマッチ~世界プロボクシング2021年総集編」の収録に参加した井上はカシメロとの対戦について聞かれると「もういいんじゃないですか?」と苦笑い。「(試合が)決まればやりますけど…。カシメロ自体には興味がないです。(目標とするバンタム級での)4団体統一に必要なベルトがWBOということなので」と答えた。

 カシメロは、11日にUAEのドバイでポール・バトラー(英国)と防衛戦を予定していたが、前日計量を体調不良を理由にキャンセル。提出された「ウイルス性胃炎」などの診断書が正当なものと認められて、WBOから王座保持を認められた。これを受け、井上は「こんな事があっていいのか???何が理由であれ決められた計量当日に秤に乗れなければアウトだと思うのだが。一気にコイツへの興味がなくなった。減量苦で胃腸炎て…ダセェ奴だ」(原文ママ)とツイートしている。この日は「真相はわからないじゃないですか。ただ、こういう前例があると、こういうことが増えていくのかな、と思うだけ」と淡々とした口調で、階級制で行われるボクシング競技にとって重要な計量を軽んじているとみられてもおかしくない行動について問題提起。「カシメロは試合をさせずに干せばいいんですよ。それがカシメロ自身にとっては一番嫌なこと」と、冗談を交えながら話した。

 今年は日米のリングで2勝。「2試合できたのはよかった。1試合もできない選手もいるし、その中で、(試合が)できたのはよかった。内容的にも満足している」と井上。「来年は3試合やりたい」と話した。WBC、WBOとの4団体統一を目指す一方で、スーパーバンタム級に上げることも選択肢の一つとしている。「ただ、今はバンタム級が適性階級。敵がいないから階級を上げろ、という風潮はどうかなと思う。ボクシングは階級スポーツなので、適性階級で。階級を上げてパフォーマンスが潰されるなら、上げない。しっかりと体を作ってから。来年の終わりくらいにできるのでは」と慎重な姿勢も見せていた。

 なお、井上は来年1月14日のWOWOWが開催する「エキサイトマッチ30周年記念リングサイド会議SP『黄金の中量級』in後楽園ホール」にもスペシャルゲストとして参加する予定。

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